マイクロプラスチック問題解決に向けペットボトルごみ等を削減する協定をさいたま市と締結

2019/06/28New

水道直結式ウォーターサーバーのレンタル事業を行うウォータースタンド株式会社(社長:本多 均)とさいたま市(市長:清水 勇人)は、「プラスチックごみ削減の推進に関する協定」を締結したことをお知らせいたします。

さいたま市役所・市内の各区役所では年間約12tのペットボトルごみが排出されており、ウォータースタンドの設置により10%の削減を目指します。

ペットボトルごみ削減に向けさいたま市と協定

■出席者コメント

【さいたま市 清水勇人市長】

近年、海洋プラスチックによる海洋汚染が地球規模で広がり、海洋中のマイクロプラスチックが生態系などに甚大な影響を与えることが懸念され、全世界、共通かつ喫緊の課題となっています。
今週28日から大阪で開催されるG20サミットでも主要なテーマとして取り上げられ、海洋への流出を阻止するための議論がなされる予定です。
私たちが、この問題を解決していくためには、市民、事業者、行政などのあらゆる主体が、それぞれの立場で、できる取り組みを行うことが重要となります。
このような中、以前からマイクロプラスチック問題に取組んできたウォータースタンド社に市の取組みに賛同し協力頂けることを非常に心強く思います。この協定を契機に産学官による連携の輪を広げ、マイクロプラスチック問題の解決に向けた「さいたまモデル」を共に全国に発信していきます。

【ウォータースタンド株式会社 本多均社長】

マイクロプラスチック問題は生態系、人体への影響までもが危惧されてきています。解決のためにレジ袋有料義務化なども検討されていますが、ペットボトルの削減が本丸です。
ヨーロッパなどではすでに街中に給水スポットが設置されており、90万本ものペットボトルを削減できた事例もあります。給水スポットと水筒を組み合わせることでペットボトルを使わなくなります。大幅な「リデュース」、削減の実現に繋がります。
さいたま市を起点に産学官で連携しながら取組みを拡げていくことで、日本で使われているペットボトルの10%にあたる23億本を削減していきたいと思います。

■協定の実施内容

協定内容を元に、以下の施策を実施します。

【さいたま市の実施内容】

産学官の連携による「プラごみ削減キャンペーン」を展開しプラごみの削減を推進します。

  1. 市の率先行動として「マイボトル・マイバッグ運動」を実施
  2. プラスチックごみの海への流入を阻止する「海・川・街のクリーン活動」の実施
  3. プラスチックごみ削減のための情報を発信

【ウォータースタンド株式会社の実施内容】

経営理念に基づくSDGsへの貢献と、マイクロプラスチック問題解決へのアプローチを目指し、ウォータースタンドの提供による環境負荷の低減に取り組みます。

  1. 自社の「マイボトルキャンペーン」を実施し、電力消費、ペットボトルごみの削減に成功
  2. プラスチックごみの海への流入を阻止する「海・川・街のクリーン活動」の実施
  3. プラスチックごみ削減のための情報を発信

【協働実施内容】

水道直結式のウォーターサーバー「ウォータースタンド」をさいたま市役所、区役所内に約30台設置し、「マイボトル運動」を推進します。ペットボトルの使用を抑え、プラごみの削減を推進することで、ペットボトルごみ10%削減を目指します。

  1. 機器設置場所
    市役所本庁舎(各階パントリー)、各区役所(ランチルーム等)、その他市民の給水スポットを市役所本庁舎に設置予定
  2. 機器利用開始
    令和元年7月中旬から
  3. 設置機器イメージ
ペットボトルごみ削減に向けさいたま市と協定

《 備考 》

■マイクロプラスチック問題の現状

陸で放置されたプラスチックごみは、やがては風雨などで河川に流され、水流に乗って海にたどり着きます。その過程で、削られ5mm以下のサイズになると「マイクロプラスチック」になります。石油由来のプラスチック材は半永久的に分解されず、長年海に漂います。更に、経済の発展に比例して海洋プラスチックごみは増加する一方となり、2050年には海洋中の魚の重量を上回るという試算が発表されています。現在でも、海洋生物がプラスチックを誤食し死に至る事例が、世界中で頻繁に起きています。
荒川をはじめ13の一級河川が流れるさいたま市は、それらの河川を通して海洋と深く結びついています。ペットボトル等の使い捨てプラスチックごみをさいたま市が中心に削減することで、全世界の共通課題であるマイクロプラスチック問題の解決を目指します。

■持続可能な社会の実現ために、ウォータースタンドができること

【ウォータースタンドはボトルレス、だからエコ】
ウォータースタンドは水栓から自動で水道水を取り込み、JIS規格が定める家庭用浄水器試験の13項目の物質はもちろん微細なウイルスやバクテリアまでも、複数の高性能フィルターで除去します。水道と直結することで、従来のウォーターサーバーに不可欠だったプラスチックボトルなどの容器が不要になります。また、ボトルレスであるウォータースタンドは水の運搬が不要であるため、従来の水商品を運搬する際に排出されているCO2をも削減できます。更に、ウォータースタンドを給水スポットとして提供することでマイボトルの活用が促進され、ペットボトルの消費削減をも実現します。

【ウォータースタンドが取組むSDGs】
2015年に国連で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された国際目標「SDGs」の中から、「6.1 安全で安価な飲料水の提供」、「6.b 豊かな水のあるまちづくりへの貢献」、「14.1 美しい川・海の保全」の3つをウォータースタンド株式会社のメインターゲットとして設定し、達成のため様々な施策を行っています。

持続可能な開発目標(SDGs)