医療創生大学様インタビュー
医療創生大学いわきキャンパスは福島県いわき市に所在し、薬学部・看護学部・健康医療科学部・心理学部のほか、大学院に生命理工学研究科・人文学研究科を擁し、学生が勉強とスポーツ、部活動などを両立できる環境を備えていらっしゃいます。どのような特長をもつ大学かお聞かせ頂けますか。
医療創生大学は、夢に向かって仲間と心を通わせながら自然豊かな環境のなかで学びを深められる大学です。
学生に満足いく学習環境を整備することが更なる発展的な学びにつながると考えており、これまで長い時間をかけてハードとソフトの両面で環境を整備してきました。
ハード面では、学内の情報をタブレットやパソコンで確認できるC-ラーニングシステムを以前から導入していたため、コロナ禍において一度も休校することなく授業・実習ともに継続しています。水道直結ウォーターサーバー「ウォータースタンド」の導入はハード面における環境整備の一環です。
ソフト面においては、教育理念「科学的根拠(サイエンス)に基づいた術(アート)を備えた慈愛(ハート)のある医療人の創生」の実現に向け、チューター制度をはじめとする協働的な学びの機会を多く設けています。
人口が減少する中でAIなどによって自動化される分野が増え、人同士の協働と、協働によって生み出されるイノベーションの重要性がより増していくものと予想されます。
協働的な学びは、卒業生から「医療現場に出てはじめてその意義がわかった」と好評を得ているプログラムですが、時代に応じて継続的にブラッシュアップを重ねています。
近年、大学生など若い世代では環境問題への関心が高まっているとお聞きしています。医療創生大学の学生の皆さんの環境問題への関心度はいかがでしょうか。
学生は医療や臨床心理といった分野を専攻しているため、環境と心身の健康の関連性への関心は高く、日常的に接する情報の中で自然に環境への意識が醸成されていると感じます。
一方で専攻分野の特性から実習が多く、一般教養としての環境問題について学ぶ機会は少ない可能性があり、またコロナ感染症の拡大に伴い近隣の学校などの一斉清掃などの機会を得ることは難しくなっています。
父母会では学生の活動の活性化を目的として、以前からワンコイン(100円)朝食の提供などを実施してきました。コロナ感染症拡大防止のため、お弁当に変更した際も紙容器で提供するといった工夫を施しています。身近なところから環境問題に対して気づきを得て、社会にとってよりポジティブな行動に取り組める大人になってほしいと思います。
医療創生大学は東京ドーム10個分の広いキャンパスを擁し、学生が勉強とスポーツ、部活動などを両立できる環境を備えていらっしゃいます。
キャンパス内にウォータースタンドを設置したことでどのような変化がありましたか。
当大学のキャンパスは広大であるがゆえ、自動販売機も相当数設置されており、構内では飲みかけの廃棄ペットボトルから流出する飲料でゴミ箱が汚れるといったことがありました。
当大学は医療人を育成するため実習が充実しています。コロナ禍においても滞りなく実習を継続するために、学生が手を触れる設備の衛生管理は必須です。
ウォータースタンド導入にあたって他社のウォーターサーバーと比較し検討したところ、水のタンクの交換や保管といった作業が生じず、かつ衛生的に管理できる点や温水・冷水・常温水の3つの温度が選択できる点を評価し導入に至りました。
水道直結のウォータースタンドを導入したことでマイボトルを持参する学生が増え、構内のゴミ箱が半減したことは思わぬ副産物でした。
ウォータースタンドの認知が拡大するにつれ、マイボトルやスープジャーを持参する学生も増えています。
ウォータースタンド導入以前は給湯室が密集状態となることがありました。各所にウォータースタンドが設置され、人流の分散が図られたほか、無料で給水できるのは学生のお財布にもやさしく好評を得ています。
今後、日本は2050年ゼロカーボン達成に向け、ライフスタイルの大きな転換を迫られています。ウォータースタンドの設置によって学生の皆さんの過ごす環境良化につながれば幸いです。
医療創生大学様と弊社では、どのようなパートナーシップが可能でしょうか。
ウォータースタンド社のWEBサイトで提供されているSDGsや環境に関する情報は学生にも共有したい有用な内容だと感じています。当大学からC-ラーニングシステムを通じてこうした情報を学生に提供することで、学生から両親、地域社会などへ当大学の取り組みが伝播していくと良いと考えています。
当大学では、東日本大震災の際に学生だけでなく地域の皆さんにも水を提供し「水がない」というストレスを回避しました。SDGsの6番目のゴールには「安全な水とトイレを世界中に」が掲げられていますが、有事にあっては「安全な水」の確保が難しいことも想定されます。
これまで、東日本大震災や福島第一原発事故、甚大な被害をもたらした令和元年台風第19号、コロナ感染症の拡大など数々の有事と言える経験がありました。これらの経験を活かし、どんな状況にあっても学生が学業と実習に集中できる環境を整備することは大学の使命です。
コロナ禍や気候変動、少子化など社会課題が山積する激動の時代だからこそ、学生の皆さんには専門知識だけでなく様々な知恵や情報を獲得し、自分の周辺に興味や関心をもって未来を切り拓いてほしいと考えています。ウォータースタンドとのパートナーシップはその一環であり、今後も大学と父母会が一体となり、より良い環境を創出し学生を支援していきたいと考えています。
大学でのウォータースタンド導入実績
- 大阪大学
- 医療創生大学
- 宇都宮共和大学
- 日本大学
- 学校法人立命館
- 京都大学
- 千葉明徳短期大学
- 東京大学大学院
- 東京農工大学
- 東北大学
- 二松学舎大学
- 立命館大学
- 東京薬科大学
- 創価大学
- 兵庫県立淡路景観園芸学校
- 学校法人高崎商科大学
- 青山学院大学
- 共愛学園前橋国際大学
- 長野県立大学
- 小田原短期大学
- 神田外語大学
- 聖心女子大学
- 日本工業大学
- 武蔵野大学
- 麻布大学
- 立教大学
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