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常磐大学高等学校様インタビュー

(右より) 常磐大学高等学校 副校長 髙橋大輔様 事務長 平塚修一様
(右より) 常磐大学高等学校 副校長 髙橋大輔様 事務長 平塚修一様

この度、マイボトル用給水機として浄水型ウォーターサーバー「ウォータースタンド」が常磐大学高等学校に設置されました。

ウォータースタンドを設置いただいたきっかけがあれば教えてください。

常磐大学高等学校学生
画像提供:常磐大学高等学校

コロナ禍を経て、従来の設備が使用しにくくなり、給水環境を改善しなければならないと考えていました。特に、暑さが厳しくなる夏場には、水の需要が高まります。

本校の生徒のマイボトル持参率は高く、持ってきた水が無くなってしまった場合の水分補給の環境を整備したいと考えていた中、校内に 浄水型ウォーターサーバー「ウォータースタンド」 を導入することになりました。

ちょうどSDGs達成に向けて、学校としてどのように貢献できるかを生徒と一体となって考える機会があり、学校全体でSDGsに取り組む機運が高まっていました。

導入にあたっては、PTAから「生徒が安心して学べる環境を整える」ための投資として後押しいただきました。

元々生徒の皆さんのマイボトル持参率が高かったようですが、ウォータースタンドが設置されて利用状況に変化はありましたか?

マイボトルを持参している生徒が多かったため、ウォータースタンドの設置から利用まではスムーズに浸透したと思います。
大きく変化があったのは、先生方のマイボトル持参率の高まりで、校内全体で水分補給を意識する風土が少しずつ根づいています。

若い世代の環境問題への関心はいかがでしょうか。

常磐大学高等学校では、10年ほど前から課題研究を行う探究のプログラムを実施しています。

昨今の猛暑を受けて環境問題への関心は高まっていると思います。しかし生徒個人が扱うには大きすぎる課題であるため、行動意識の変化にはつながっていないように思います。

関心はあったとしても、「自分ひとりが環境に良い行動をとったとしても、大きな変化を起こすことはできない」と感じているようです。

一方、私はそういった課題にこそ、「教育の力」を活かすことができると思います。
授業という場で環境問題を伝達し、考えるヒントやきっかけを創ることは可能です。
こうした「教育の力」によって、生徒達が環境問題に意識を向け、行動を起こすことにつながると考えています。

常磐大学高等学校学生02
画像提供:常磐大学高等学校

常磐大学高校は、答えのない時代に主体性を重んじ、生徒様の「考えること」「挑み続けること」を重視されています。
これから未来を切り拓いていく世代の方にとって、どのようなことが大切でしょうか。

これから常磐大学高校で学ばれる方たちを含めて未来を切り拓いていく世代の方には、「学びを大切に」そして「他者との出会いを大切に」ということをお伝えしたいです。

情報過多の現代において、意識的に、あるいは無意識のうちに、好きな情報だけを選択している可能性があることや、触れる情報の偏重自体に気づかないということが起こっていると感じています。

本校は、建学の精神に基づき「実学を重んじる」ことを理念に掲げています。若い皆さんが成長するためには、「実際に触れる」「実践する」といった学びがとても大切です。また、他者との出会いの1つ1つを大切にすることで、自分が何者かを知ることにつながります。
変化が激しく、正解のない時代を生きるうえで、自分を深く理解することは大切になっています。

常磐大学高等学校学生03
画像提供:常磐大学高等学校

ウォータースタンド株式会社でも、マイボトル用給水機の設置を通じて「マイボトルに給水する」という行動と「ワンウェイ(使い捨て)プラスチックによる環境問題」への知識が一体となることを目指しています。

ウォータースタンドからマイボトルに給水することの、環境面のポジティブな効果を生徒が意識しているかというと、更なるアナウンスが必要な段階だと認識しています。

しかし、ウォータースタンドの設置は、生徒たちにとってペットボトル削減やマイボトル文化の導入への“小さな入口”になったのではないでしょうか。

実は、今から5年ほど前の探究プログラムで、ウォータースタンド株式会社の取り組みについて研究した生徒がいました。

校内でマイボトル持参率などを調査し、ウォータースタンド株式会社と「プラスチックごみ削減の推進に関する協定」を2019年に締結していた神奈川県葉山町へのインタビューなども実施していました。

探究の最後に「給水スポットが無いことがマイボトルユーザーにとって課題である」と結論づけていたのを今でも覚えています。

常磐大学高等学校では、生徒の方への支援をどのようにされていかれたいですか。

生徒の皆さんに大切にしてほしいのは「失敗を恐れないこと」「自分を深く理解すること」です。

私自身も「偏差値や学歴などの、定量的に測られる指標だけで、これからの答えのない時代を生きていけるのか」という問いを深く考えてきました。

世の中の動きを理解し、自分なりの考えをもつうえで知識は大切です。しかし、数値で測ることが難しい「非認知能力」を育てることも学校の役割だと考えています。

特に、失敗を恐れず粘り強く取り組む姿勢は、予測困難な時代を生きるためには不可欠な力だと考えています。ぜひ、失敗を恐れず挑戦してください。
私たちは皆さんの挑戦を心から応援し、サポートしていきます。

常磐大学高等学校学生04
画像提供:常磐大学高等学校

また、さまざまなことに挑戦した経験は自分を深く理解することにつながります。
自分と異なる多様な他者と関わることでしか、自分が何者であるかを知ることはできません。人間関係を通じて得た気づきは経験につながり、自分がどのように貢献できるのか、どのように貢献したいのかという自己理解につながるでしょう。

正解のない時代に問われるのは「自分はどのように他者と関り、どのように貢献して生きたいか」です。

常磐大学高等学校は、生徒一人ひとりの主体性を尊重し、自由闊達な風土を大切に育んでいます。

教員は「先導者」ではなく「伴走者」として、生徒が自ら課題を見つけ、思考し、行動できる力を育てることを使命としています。

本校は、今回のウォータースタンドの設置をはじめ、学ぶ環境やしくみを学校生活全体で整備することに尽力していきたいと考えています。

生徒さんから声が上がれば、応援し、実現していく学校だという認識を持っていただければと考えています。

常磐大学高等学校外観
画像提供:常磐大学高等学校

学校法人常磐大学 常磐大学高等学校

ホームページ

ウォータースタンド株式会社 大学との連携

大学における浄水型ウォーターサーバーの導入は近年増加傾向にあります。
これは、環境への配慮や学生の健康への意識の高まりが背景にあると考えられます。

ウォータースタンド株式会社は、大学との連携により、環境問題解決と多様性に対応できる学生の育成に貢献しています。

マイボトル用給水機(ウォータースタンド)の設置

大学構内にウォータースタンドの設置することで、学生や教職員がマイボトルを持参し、手軽に水分補給できる環境を提供します。

給水機設置実証実験

大学構内にウォータースタンドを設置し、実証実験が行えます。

  • 使い捨てプラスチックボトルの削減量
  • マイボトルと給水スタンドによる環境問題に対する意識・行動変容

アンケート

学生や教職員を対象にアンケートを行い、ペットボトル利用に関する意識や、ウォータースタンドに対するニーズが把握できます。

学生主体のSDGs活動

学生団体との連携や、オリジナルマイボトルのデザインコンテストを通じて、学生がSDGs活動に取り組める環境を支援します。

キャリア教育授業

ウォータースタンド株式会社の社員が講師となり、大学でキャリア教育の授業を実施します。

sdgs

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