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株式会社赤ちゃん本舗様インタビュー

株式会社赤ちゃん本舗 アライアンス推進部 武田 渉様にお話しをお伺いしました。

株式会社赤ちゃん本舗 アライアンス推進部 武田 渉様
株式会社赤ちゃん本舗 アライアンス推進部 武田 渉様

「アカチャンホンポ」の店舗で浄水型ウォーターサーバー「ウォータースタンド」を展示いただきありがとうございます。

赤ちゃんのいる暮らしのなかでの「お水」について、貴社ではお客さまにどのような情報提供をされていらっしゃいますか?

赤ちゃん本舗(以下、当社)は「子育て総合支援企業」として、幸せな出産・子育てを応援することをミッションとしています。

当社は、妊娠・出産・子育てされている方々に、【小売業】であるアカチャンホンポがモノを販売することの他にお手伝いできることはないか、何か子育て中の「不」の解消はできないかと常に模索してきました。

子育て中のお客さまにとって「お水」は非常に大事なものです。ミルク作りに必須ですし、その後の離乳食作りにおいてもお水の質や温度は非常に気を遣うものです。

特にミルクは、一度お水を沸騰させて不純物を除去し、粉ミルクを70度以上のお湯で調乳して作ります。

これらはミルク以外に栄養を摂取できない生まれたばかりの赤ちゃんのために必要な工程で、1日に何度も行い手間がかかります。

また、子どもを迎えるに当たり生活スタイルを見直すタイミングでウォーターサーバーを導入するご家庭が多いです。

そこで、数ある企業の中から、品質や安全性、SDGsを推進する企業姿勢、コスト・サービス体系などを比較検討し、ウォータースタンド株式会社に一緒に子育ての「不」の解消に取り組みませんかと、声を掛けました。

赤ちゃんのいる暮らしに必要なものを販売する従来のスタイルに加え、他社のサービスに関する情報を提供することで子育てされている方の手間が軽減し、赤ちゃんと触れ合うかけがえのない時間を大切に過ごしていただきたいと考えています。

店舗だけでなく、赤ちゃん本舗様の本社にも「ウォータースタンド」を設置いただき、マイボトルを活用いただくことでプラゴミ削減、CO2削減に取り組んでいただいています。

様々なサステナビリティに向けた活動があるなかでマイボトル活動に着手いただいた理由や思いがありましたらお聞かせ下さい。

画像提供:株式会社赤ちゃん本舗

店舗での「ウォータースタンド」展開に向けた話し合いを通じて、ウォータースタンド株式会社の環境活動に対する真剣な思いや取り組みをお客さまに伝えると共に、当社のスタッフにも伝えるべきではないかと思うようになっていきました。

お客さまにお勧めするにあたり、アカチャンホンポの約100店舗に「ウォータースタンド」を設置し、試飲が出来る環境を整えてきましたが、一方で本社ではボトル型ウォーターサーバーを設置していました。

何か出来ないかと考えている中で、ウォータースタンド株式会社のマイボトルへの給水による使い捨てプラスチック削減の取り組み「ボトルフリープロジェクト」についてお聞きし、ぜひ当社でもトライしてみたいと社内各部に連携を取りスタートいたしました。

貴社でマイボトル活動を開始されて、従業員の方の反応はいかがでしょうか。

画像提供:株式会社赤ちゃん本舗

この取り組みを行うにあたりアンケートを実施したところ、反響の大きさに驚きました。

アンケートでは「紙コップを使用するときに、エコじゃないなぁとモヤっとしていた」、「空になったときに付け替えるのが大変そうだから…、と遠慮したこともあった」、「ゴミも減るので嬉しいです」などの声があがり、従来設置していたボトル型ウォーターサーバーに対し、思うところがあった従業員が多かったことが分かりました。

「ボトルフリープロジェクト」をスタートした結果、日々の自身の行動・選択で持続可能な社会への活動に参画出来ることに意義を感じている従業員が多いです。

今回は水についての取り組みですが「華々しいことでなくとも自身の身近な選択で社会や未来が変わる」というものを増やしていくことが一番実践しやすく、長く続く活動になるのではないかと考えています。

赤ちゃん本舗様は「赤ちゃんのいる暮らしを知りつくす」を掲げられています。

初めて赤ちゃんを迎える方にとってアカチャンホンポで出産準備をすることは大きな安心につながっていると思います。

店舗で大切にされていることはありますか。

当社で導入した商品は、担当バイヤーが「赤ちゃんのいる暮らし」がより幸せなものになるかどうか、検討を重ねて覚悟を持って商品をセレクトしています。

お客さまのトレンドの変化は速く、ニーズに合わせた商品提案をスピーディーに行うことは赤ちゃん本舗の社会的価値ではありますが、一方で使わなくなったほ乳びんやベビー服を店頭で回収しリサイクルやワクチン接種助成などに取り組むなど、販売後もお客さまとの関係性が継続する取り組みを行っています。

貴社では、ノンカフェインで妊娠中・授乳中も安心して飲めるマイボトル用粉末飲料を販売されていらっしゃいます。

お客さまにとって良い商品であるだけでなく、プラスチック削減にもつながる商品提案です。

こうした未来の環境改善につながるような商品に対するお客さまからのニーズがどんどん高まっていっており、お客さまの行動が少しずつ変わってきているのを感じます。

当社は本業を通じて持続可能な社会の実現に貢献するという企業姿勢の下、商品や店舗を通じて次世代のために出来る事は機会あるたびに取り組んでいます。

取材の前日、厚生労働省の人口動態統計から2024年1月から6月までの上半期に生まれた子どもの数はおよそ33万人で、去年の同じ時期と比べて2万2000人余り減少し、統計を取り始めて以来初めて年間70万人を下回るペースで減少しているとのニュースが報道されました。

これからSDGs達成やサステナビリティ推進という観点で取り組まれたいことがあればお聞かせいただけますでしょうか。

赤ちゃん本舗のミッションは「私たちは、幸せな出産・子育てを応援します。モノとコトを通じて家族みんなを笑顔にする新たな価値を創造し、社会に貢献していきます。」です。

このミッションを果たすために社員一人ひとりが、それぞれの立場で当社がビジョンとして掲げている子育て総合支援企業の実現を目指し、真摯に取り組んでいます。
多様な選択ができる社会になってきていることは良いことだと感じます。

しかし、多様な選択の結果「知らない」ことによる分断やギャップはなくしていきたいと思います。
当社は「赤ちゃんのいる暮らし」に関する豊富なナレッジがありますので、出産や子育てにまつわる困りごとを解決できないか模索し続け、社会全体で共有し、丁寧に取り組んでいこうと思っています。

こうした取り組みは一人だけ、あるいは一社だけでは出来ないことが多く、お客さまやお取引先さま、行政などのステークホルダーや機関と一緒に取り組むことで実現できることが多くあると思っています。
様々な強みと知見をお持ちの皆様と一緒に社会課題解決に取り組んでまいります。

アカチャンホンポ

ウォータースタンド株式会社の企業連携

ウォータースタンド株式会社は、浄水型ウォーターサーバー「ウォータースタンド」のレンタル事業を通して、環境問題への貢献と多様な企業との連携による、持続可能な社会の実現を目指しています。

ナノスタンド

ウォータースタンドが取り組む企業連携の重要性

環境問題への貢献

水道水利用によるプラスチックボトルの使用量の削減し、運搬や廃棄に伴う環境負荷を軽減します。

CO2排出量削減

従来のペットボトル利用と比べてCO2排出量を大幅に削減し、企業の環境負荷低減に貢献します。

SDGsへの貢献

環境負荷を抑えたウォータースタンドを設置することは、SDGs目標12「つくる責任 つかう責任」、目標13「気候変動に具体的な対策を」目標17「パートナーシップで目標を達成しよう」などに貢献します。

sdgs

ウォータースタンドへの
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