静岡県浜松市と 「プラスチックごみ削減の推進に関する協定」を締結

静岡県浜松市:2022年5月27日(金)締結

ウォータースタンド株式会社(以下当社)は、2022年5月27日(金)に静岡県浜松市(市長:鈴木 康友)と「プラスチックごみ削減の推進に関する協定」を締結したことをお知らせいたします。

浜松市環境部長 藤田 信吾様

浜松市は、17.5kmにおよぶ砂浜と松林が広がる遠州灘海岸に面しており、この美しい海岸を守り、次の世代に受け継いでいかなければなりません。

浜松市では、子どもたちの環境に対する意識を喚起し海洋プラスチックごみ問題解決への行動に繋げるため、小学校で環境劇を上演しており、ごみのポイ捨てをしないように啓発しています。さらに今年度からは、市役所庁舎内の自動販売機でペットボトル飲料の取り扱いをやめ、マイボトル、マイカップの使用を促進するため、ウォーターサーバーを設置しました。市が、プラスチックごみ削減の姿勢をPRすることで市民意識の変容に繋げていきたいと考えています。

本日、多くの自治体と連携しているウォータースタンドと協定を結ぶことができたことは、本市の活動にも大変心強いものと思っています。ウォータースタンドとお互いに協力してマイボトル・マイカップの使用推進と啓発を行うことで、市民の皆さまがライフスタイルを見直していただけることを期待しています。

協定の概要

浜松市は地球規模で海洋汚染をもたらしているプラスチックごみ問題の解決に向け、2021年に「浜松市使い捨てプラスチックの削減に関する方針」を示し、同市が実施する事業において使い捨て型の資源利用を見直し、必要性の低いワンウェイプラスチックの削減に取り組んで来られました。

この度の協定はプラスチックごみを取り巻く課題への総合的かつ迅速な対応に向け、同市が策定した「浜松市使い捨てプラスチックごみの削減に関する方針」に基づき、連携協力の下、市庁舎等におけるペットボトル等のワンウェイプラスチック製品の使用を抑制するとともに、プラスチックごみ削減の推進に取り組むことを目的としたものです。浜松市と当社は協定を締結し、市庁舎をはじめ市内各所の公共施設にマイボトルへの給水が可能なウォータースタンドを設置します。また、ペットボトル等のワンウェイプラスチック製品の使用抑制について積極的に啓発し地球環境の維持と改善を図って参ります。

浜松市の海洋プラスチックごみ対策

広大な遠州灘海岸と浜名湖を有する浜松市は、40年以上前から市民、団体、企業が参加する海岸の一斉清掃を継続して開催しています。また、海岸等を清掃するボランティア団体への支援を行うなど、海洋プラスチックごみ削減のための施策を実施されています。

当社は、同市の取り組みを後押しすべく市庁舎をはじめ公共施設にウォータースタンドを設置し、全世界的な喫緊の課題である海洋プラスチックごみに問題に対応するため、今後重要課題となるワンウェイプラスチックの削減において協働して参ります。同時に、当社のこれまでの知見を活用し住民や事業者らと連携を深め、地域と一体となり社会課題解決に貢献します。

ウォータースタンドの使い捨てプラスチックボトル削減に向けた取り組み

当社は使い捨てプラスチックボトル30億本の削減をミッションに掲げ、全国の地方公共団体・教育委員会と「ボトルフリープロジェクト」を推進しています。

使い捨てプラスチックボトル30億本の削減目標を掲げる当事業では、給水スポットの整備などにより水を無料提供するだけでなく、設置者と連携しプラスチックごみ削減の意義について普及啓発するなどマイボトル利用者の拡大を図っています。

また、昨今頻発する猛暑・酷暑などの地球温暖化に起因するとみられる気象現象に対しても、マイボトルに給水することで地域住民の健康維持・熱中症回避に役立てることを目的としています。

2021年10月には、廃棄物等の3R(リデュース:発生抑制・リユース:再使用・リサイクル:再資源化)に率先して取り組み、資源の有効利用、環境への負荷の低減に継続的な活動を通じて顕著な実績を挙げている「個人・グループ・学校」及び「事業所・地方公共団体等」に対して行われる「令和3年度リデュース・リユース・リサイクル推進功労者等表彰」においてリデュース・リユース・リサイクル推進協議会会長賞を受賞しました。

ウォータースタンドの取り組みボトルフリープロジェクト

浄水型ウォーターサーバー ウォータースタンドは、いつでも安全安心な飲料水が使える利便性の高さと、運搬や使い捨て容器を必要としないエコな給水システムが支持され、子育て世帯を中心とした個人宅や、SDGs達成に取り組む法人、大学などに支持されています。

当社の「ボトルフリープロジェクト」は、誰もが安全安心な飲料水にアクセスでき、環境負荷も少ない給水スタンドを整備し、マイボトル活用を推進するものです。

本活動を通じて、使い捨てプラスチック削減・CO2排出抑制による気候変動の緩和と、水分補給による熱中症などの被害・健康増進による気候変動への適応の両立を実現します。

この取り組みへの協力を様々な組織・団体等に呼びかけながら、同様の取り組みを日本全国に拡大していきます。

自治体との協定締結実績一覧

※2024年04月現在

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