千葉県袖ケ浦市と「プラスチックごみ削減の推進に関する協定」を締結

袖ケ浦市長 粕谷 智浩様、ウォータースタンド株式会社関東第2支社長 遠藤 貴之
(右より)袖ケ浦市長 粕谷 智浩様、ウォータースタンド株式会社関東第2支社長 遠藤 貴之

千葉県袖ケ浦市:2023年8月23日(水)締結

ウォータースタンド株式会社(以下当社)は、2023年8月23日(水)に千葉県袖ケ浦市(市長:粕谷 智浩)と「プラスチックごみ削減の推進に関する協定」を締結したことをお知らせいたします。

袖ケ浦市長 粕谷 智浩様

世界中で年間800万トンの海洋ごみが発生しており、2050年には海洋中のプラスチックが魚の重量を上回るかもしれないと言われています。

海に面する本市にとって、海洋プラスチック問題は、重要な課題であると認識しており、改めてプラスチックごみの適正処理や日常生活における3Rの推進をするとともに、プラスチックごみの排出抑制の取組が一層重要になると考えております。

このような状況の中、気候変動とプラスチックによる環境問題への対策に貢献してきたウォータースタンド株式会社と連携体制が築かれることを、大変心強く思っております。

この度の協定により、市内公共施設に給水機を設置し、マイボトルを使用することでプラスチックごみの削減に加え、使い捨て容器の生産・輸送などに必要な資源・エネルギーの削減に取り組んでまいります。

協定の概要

本協定は、ペットボトルやプラスチックごみによる様々な環境問題の解決に向けて、プラスチックごみの削減を推進することを目的とし締結いたしました。同市は2020(令和2)年度を初年度とする第2次袖ケ浦市環境基本計画において「みんなでつくる 豊かな自然と快適な暮らしが調和したまち 袖ケ浦」を目指す環境像に掲げています。同計画の基本目標「環境にやさしい循環型社会を形成するまち」を達成するために、プラスチックごみの削減を含む廃棄物等の適正処理の推進を基本施策とし、市民、民間団体、事業者と行政との連携を強化されて来られました。

本協定の下、市内でのマイボトル用給水機「ウォータースタンド」の設置やマイボトル利用の促進を通じてライフスタイルの変革を呼び掛け、様々な主体との連携による取組を広げ、使い捨てプラスチック製品の使用抑制による温室効果ガスの削減やプラスチックによる環境汚染の防止等につなげて参ります。

袖ケ浦市の環境政策

袖ケ浦市は千葉県内有数の工業都市であると同時に、海、山、川などの豊かな自然環境に囲まれ、多種多様な生物が生息する自然豊かなまちでもあります。

同市では、2023(令和5)年7月に「~まちをきれいに~ 袖ケ浦駅周辺ポイ捨て防止啓発活動」をはじめ、行政・市民・事業者などが連携する機会を定期的に設けられています。また、同8月に発行された『広報そでがうらごみ減量特集号』では、マイボトル・マイカップの使用によるごみの減量を呼びかけ、良好な環境の確保を推進されています。

同市と当社は、脱炭素社会の実現が共に取り組むべき課題という共通認識の下、マイボトル利用環境の整備促進によるライフスタイルの変革を目的とする協定を締結し、マイボトルに給水できるウォータースタンドを設置し、意識浸透と行動変容との両面で持続可能な社会の実現に向け協働して参ります。同時に、当社のこれまでの知見を活用し未来の世代を含めて地域と一体で社会課題解決に寄与して参ります。

ウォータースタンドの使い捨てプラスチックボトル削減に向けた取り組み

当社は使い捨てプラスチックボトル30億本の削減をミッションに掲げ、全国の地方公共団体・教育委員会と「ボトルフリープロジェクト」を推進しています。

使い捨てプラスチックボトル30億本の削減目標を掲げる当事業では、給水スポットの整備などにより水を無料提供するだけでなく、設置者と連携しプラスチックごみ削減の意義について普及啓発するなどマイボトル利用者の拡大を図っています。

また、昨今頻発する猛暑・酷暑などの地球温暖化に起因するとみられる気象現象に対しても、マイボトルに給水することで地域住民の健康維持・熱中症回避に役立てることを目的としています。

2021年10月には、廃棄物等の3R(リデュース:発生抑制・リユース:再使用・リサイクル:再資源化)に率先して取り組み、資源の有効利用、環境への負荷の低減に継続的な活動を通じて顕著な実績を挙げている「個人・グループ・学校」及び「事業所・地方公共団体等」に対して行われる「令和3年度リデュース・リユース・リサイクル推進功労者等表彰」においてリデュース・リユース・リサイクル推進協議会会長賞を受賞しました。

ウォータースタンドの取り組みボトルフリープロジェクト

浄水型ウォーターサーバー ウォータースタンドは、いつでも安全安心な飲料水が使える利便性の高さと、運搬や使い捨て容器を必要としないエコな給水システムが支持され、子育て世帯を中心とした個人宅や、SDGs達成に取り組む法人、大学などに支持されています。

当社の「ボトルフリープロジェクト」は、誰もが安全安心な飲料水にアクセスでき、環境負荷も少ない給水スタンドを整備し、マイボトル活用を推進するものです。

本活動を通じて、使い捨てプラスチック削減・CO2排出抑制による気候変動の緩和と、水分補給による熱中症などの被害・健康増進による気候変動への適応の両立を実現します。

この取り組みへの協力を様々な組織・団体等に呼びかけながら、同様の取り組みを日本全国に拡大していきます。

自治体との協定締結実績一覧

※2024年04月現在

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