神奈川県三浦市と「プラスチックごみ削減の推進に関する協定」を締結

三浦市長 吉田 英男様、ウォータースタンド株式会社常務取締役 近藤 紀行
(左より)三浦市長 吉田 英男様、ウォータースタンド株式会社常務取締役 近藤 紀行

神奈川県三浦市:2023年11月20日(月)締結

ウォータースタンド株式会社(以下当社)は、2023年11月20日(月)に神奈川県三浦市(市長:吉田 英男)と「プラスチックごみ削減の推進に関する協定」を締結したことをお知らせいたします。

三浦市長 吉田 英男様

神奈川県の三浦半島に位置して三方を海に囲まれ、多くの海洋資源に育まれてきた三浦市は、従来から「海業」を提唱し、海が地域経済の中心となってきたまちです。しかし近年、海洋プラスチックごみが海の生態系に深刻な影響を与えていることなど、海洋環境の悪化が世界的な問題にもなっています。

このような状況に対して、三浦市では現在「ごみダイエット大作戦アクションプログラム」を策定し、プラスチックごみ対策に取組んでいます。この取組の一環として、この度、ウォータースタンド株式会社と三浦市は「プラスチックごみ削減の推進に関する協定」を締結し、官民連携により、まずは市役所本館に給水スタンドを設置し、マイボトルの普及を図り、プラスチックごみの削減を目指していきたいと考えております。

また、今回の取組は、海洋環境の保全という観点だけでなく、地球温暖化の対策にも繋がる取組でもあり、2050年までに二酸化炭素排出実質ゼロを目指す「ゼロカーボンシティみうら」の実現に向けても積極的に取り組んでいきたいと考えております。

海洋資源をはじめとする地球環境を大切に守り、後世にしっかりと引き継いでいくために、この度の協定締結が市民の皆様の一層のご協力をいただく契機となれば幸いです。

協定の概要

三浦市は2020(令和2)年5月、脱炭素社会に向けて2050年までに二酸化炭素排出実質ゼロに取り組む「ゼロカーボンシティみうら」宣言を表明しました。同市は、1997(平成9)年から宮川公園に風力発電施設を設置し、風力の活用を開始するとともに、2010(平成 22) 年度から宮川公園に近接した三浦バイオマスセンターにおいてバイオマスエネルギーの活用を開始するなど、これまでも地球温暖化防止に大きく貢献する再生可能エネルギーの積極的導入に取り組んでいます。

当社はこの宣言に共感し、本協定の下で市内にマイボトル用給水機「ウォータースタンド」を設置し、マイボトル利用の促進を通じてライフスタイルの変革を呼び掛けます。また、様々な主体との連携による取組を広げ、使い捨てプラスチック製品の使用抑制による温室効果ガスの削減やプラスチックによる環境汚染の防止等につなげて参ります。

三浦市の環境政策

三浦市は神奈川県の「プラごみゼロ宣言」と連携し、職員や市民に対しワンウェイプラやレジ袋の削減など啓発活動を実施されています。また、同市は海洋資源に恵まれた地理的な環境であり、海洋プラスチック問題をより身近な問題として取組めるような情報発信を行い、市民・事業者・行政が一体となった取り組みを推進しています。

同市と当社は、脱炭素社会の実現が共に取り組むべき課題という共通認識の下、マイボトル利用環境の整備促進によるライフスタイルの変革を目的とする協定を締結し、マイボトルに給水できるウォータースタンドを設置し、意識浸透と行動変容との両面で持続可能な社会の実現に向け協働して参ります。同時に、当社のこれまでの知見を活用し未来の世代を含めて地域と一体で社会課題解決に寄与して参ります。

ウォータースタンドの使い捨てプラスチックボトル削減に向けた取り組み

当社は使い捨てプラスチックボトル30億本の削減をミッションに掲げ、全国の地方公共団体・教育委員会と「ボトルフリープロジェクト」を推進しています。

使い捨てプラスチックボトル30億本の削減目標を掲げる当事業では、給水スポットの整備などにより水を無料提供するだけでなく、設置者と連携しプラスチックごみ削減の意義について普及啓発するなどマイボトル利用者の拡大を図っています。

また、昨今頻発する猛暑・酷暑などの地球温暖化に起因するとみられる気象現象に対しても、マイボトルに給水することで地域住民の健康維持・熱中症回避に役立てることを目的としています。

2021年10月には、廃棄物等の3R(リデュース:発生抑制・リユース:再使用・リサイクル:再資源化)に率先して取り組み、資源の有効利用、環境への負荷の低減に継続的な活動を通じて顕著な実績を挙げている「個人・グループ・学校」及び「事業所・地方公共団体等」に対して行われる「令和3年度リデュース・リユース・リサイクル推進功労者等表彰」においてリデュース・リユース・リサイクル推進協議会会長賞を受賞しました。

ウォータースタンドの取り組みボトルフリープロジェクト

浄水型ウォーターサーバー ウォータースタンドは、いつでも安全安心な飲料水が使える利便性の高さと、運搬や使い捨て容器を必要としないエコな給水システムが支持され、子育て世帯を中心とした個人宅や、SDGs達成に取り組む法人、大学などに支持されています。

当社の「ボトルフリープロジェクト」は、誰もが安全安心な飲料水にアクセスでき、環境負荷も少ない給水スタンドを整備し、マイボトル活用を推進するものです。

本活動を通じて、使い捨てプラスチック削減・CO2排出抑制による気候変動の緩和と、水分補給による熱中症などの被害・健康増進による気候変動への適応の両立を実現します。

この取り組みへの協力を様々な組織・団体等に呼びかけながら、同様の取り組みを日本全国に拡大していきます。

自治体との協定締結実績一覧

※2024年04月現在

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