神奈川県中郡二宮町と 「プラスチックごみ削減の推進に関する協定」を締結

神奈川県中郡二宮町:2022年5月30日(月)締結

ウォータースタンド株式会社(以下当社)は、2022年5月30日(月)に神奈川県中郡二宮町(町長:村田 邦子)と「プラスチックごみ削減の推進に関する協定」を締結したことをお知らせいたします。

二宮町長 村田 邦子様

近年の相次ぐ豪雨や、町の南に面する海岸に漂着しているプラスチックごみを鑑みると、環境問題が身近に迫り、深刻化していることがうかがえます。持続可能な社会の創出に向け世界規模での取組が推進される中、当町においても「第5次総合計画」及び「第2次環境基本計画」に基づき、次世代に豊かな環境を引き継ぐための施策を推進しているところです。

今もなお続く新型コロナウイルスをきっかけに「新しい生活様式」が誕生しましたが、持続可能な環境の創出に向けても、これまでの利便性に重きを置いた社会や生活スタイルからの脱却を図らなければなりません。

そうした中、ウォータースタンド株式会社との協定締結によって、プラスチックごみの削減をはじめ、SDGsに資する様々な取組について、より一層、力強く進めていく足掛かりを得ることができました。

人々の生活が多様化する中で、「マイボトル」を一つのキーとして、今を生きる私たち一人ひとりが、環境配慮行動を「あたり前の行動」として積み重ねることができるよう、町民・事業者・行政が連携しながらまちづくりを推進していきたいと思います。

協定の概要

二宮町は、「のこしたい・つたえていきたい・ふるさとを~里山・里地・里川・里海と暮らすまちにのみや~」を基本理念とし、吾妻山や葛川をはじめとする豊かな自然環境の保全、ごみの分別収集、町民による環境活動の促進などに取り組んで来られました。2022(令和4)年までの「二宮町第2次環境基本計画後期実施計画」では、マイボトルの活用などによるごみの削減に取り組まれています。

この度の協定は、プラスチック製品の使用を抑制し全世界共通かつ喫緊の課題であるプラスチックごみ問題の解決に寄与することを目指すものです。このために、町内各所の公共施設にマイボトルへの給水が可能なウォータースタンドを設置し、ペットボトル等のワンウェイプラスチック製品の使用抑制について積極的に啓発し地球環境の維持と改善を図ります。

二宮町の地球環境改善に向けた取り組み

二宮町では、2022(令和4)年までの「二宮町地球温暖化対策実行計画」を策定し二酸化炭素排出削減に取り組んでいます。同計画における多岐にわたる活動のうちの一つがごみの減量であり、持続可能な脱炭素社会の実現に向け多岐にわたる取組を町民・事業者との連携により実施して来られました。

当社は、同町の取組を後押しすべく公共施設にウォータースタンドを設置し、全世界的な喫緊の課題である地球温暖化に対応するため、今後重要課題となるワンウェイプラスチックの削減において協働して参ります。同時に、当社のこれまでの知見を活用し住民や事業者らと連携を深め、地域と一体となり社会課題解決に貢献します。

ウォータースタンドの使い捨てプラスチックボトル削減に向けた取り組み

当社は使い捨てプラスチックボトル30億本の削減をミッションに掲げ、全国の地方公共団体・教育委員会と「ボトルフリープロジェクト」を推進しています。

使い捨てプラスチックボトル30億本の削減目標を掲げる当事業では、給水スポットの整備などにより水を無料提供するだけでなく、設置者と連携しプラスチックごみ削減の意義について普及啓発するなどマイボトル利用者の拡大を図っています。

また、昨今頻発する猛暑・酷暑などの地球温暖化に起因するとみられる気象現象に対しても、マイボトルに給水することで地域住民の健康維持・熱中症回避に役立てることを目的としています。

2021年10月には、廃棄物等の3R(リデュース:発生抑制・リユース:再使用・リサイクル:再資源化)に率先して取り組み、資源の有効利用、環境への負荷の低減に継続的な活動を通じて顕著な実績を挙げている「個人・グループ・学校」及び「事業所・地方公共団体等」に対して行われる「令和3年度リデュース・リユース・リサイクル推進功労者等表彰」においてリデュース・リユース・リサイクル推進協議会会長賞を受賞しました。

ウォータースタンドの取り組みボトルフリープロジェクト

浄水型ウォーターサーバー ウォータースタンドは、いつでも安全安心な飲料水が使える利便性の高さと、運搬や使い捨て容器を必要としないエコな給水システムが支持され、子育て世帯を中心とした個人宅や、SDGs達成に取り組む法人、大学などに支持されています。

当社の「ボトルフリープロジェクト」は、誰もが安全安心な飲料水にアクセスでき、環境負荷も少ない給水スタンドを整備し、マイボトル活用を推進するものです。

本活動を通じて、使い捨てプラスチック削減・CO2排出抑制による気候変動の緩和と、水分補給による熱中症などの被害・健康増進による気候変動への適応の両立を実現します。

この取り組みへの協力を様々な組織・団体等に呼びかけながら、同様の取り組みを日本全国に拡大していきます。

自治体との協定締結実績一覧

※2024年04月現在

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