社会貢献活動公益社団法人シャンティ国際ボランティア会の学校建設事業・図書館事業への支援

アジアの発展途上国で教育・文化支援活動を行うシャンティ国際ボランティア会を通じ、学校建設・図書館運営にかかる支援を行っています。

背景

命からがら身一つで祖国を逃れ、難民キャンプでの生活を余儀なくされた人たちが、そこから持ち出すことができるものは教育によって身につけることができる知識や知恵、そして技術です。

また祖国を知らない難民キャンプの子どもたちが、屋内の安全な校舎で学び、図書館の本に触れることで自国の人間としての誇りや伝統、文化を刻むことができるよう、学校建設や図書館事業を行っているのがシャンティ国際ボランティア会です。

同会は地域と一体で学校や図書館建設を進めているほか、先生や図書館スタッフを育てる事業を手掛け、質の高い教育を推進・継続しています。

ウォータースタンドは、シャンティ国際ボランティア会の活動に賛同し、カンボジアやラオス、ミャンマー、アフガニスタン、ネパールなどの小学校校舎建設や読書推進事業を支援いたしました。
これにより、トイレを完備した清潔で新しい校舎での学習が可能となったほか、図書館の本や紙芝居のラインナップが充実しました。

また、先生や図書館スタッフの研修も行い、継続的に教育の質を向上させています。

ウォータースタンドは、絵本「小さな赤あり」・紙芝居「おじすてやま」の出版と、対象地域の小学校102校、図書館115か所（移動図書館15か所を含む）、その他子どもセンターや幼稚園など27か所への配布を支援いたしました。

また、対象地域では移動図書館が子どもたちの読書活動支援に重要な役割を果たしています。2020年はコロナ感染症による影響がありながらも、延べ1,047人の児童が移動図書館を利用し、延べ1,079冊の図書が貸し出されました。

また、これまでの図書事業が結実し多くの先生が読み聞かせなどの活動を積極的に行うようになっています。

ウォータースタンドは、絵本「子どものためのビルマ語のことわざ」の出版を支援いたしました。

2020年、建設を支援したクドル・タヘン小学校が竣工しました。

また、クメール・ルージュ解体後につくられたオー・トム村のオー・トム小学校建設を支援しています（建設中）。

ウォータースタンドは、タイ・ミャンマー国境沿いにある7か所の難民キャンプにある15館の図書館運営を支援しています。
2020年はコロナ感染症拡大による影響を受けながらも、延べ180,001名が図書館を利用しました。

ウォータースタンドは、東南アジアで最も貧しい国のひとつと言われるラオス人民民主共和国の農村地帯フォイポー村のフォイポー小学校建設を支援しています。

ウォータースタンドは、ミャンマー国境地域の子供達が本に触れる機会を持てるよう移動図書館の運営を支援しています。