神奈川県 川崎市「プラスチックごみ削減の推進に関する協定」を締結
神奈川県川崎市:2021年3月23日(火)締結
2050年のCO2排出実質ゼロ達成を目指す川崎市と連携
ウォータースタンド株式会社(以下当社)は、2021年3月23日(火)、川崎市(市長:福田 紀彦)と「プラスチックごみ削減の推進に関する協定」を締結したことをお知らせいたします。
協定の概要
ペットボトルなどのワンウェイプラスチックの削減に向けた実証事業として、川崎市内の公共施設にウォータースタンド約30台を試験的に導入・設置します。マイボトルがあれば誰でも無料で給水でき、マイボトルの利用促進とペットボトル等のワンウェイプラスチック削減を目指します。今後、本実証事業の状況を確認するとともに、民間事業者や各種団体との連携、市民への普及啓発などで協力していきます。
協定締結の背景
プラスチックごみ問題や気候変動などの環境課題は、近年深刻さを増し市民生活にも直接的な影響が及びつつあります。特に、回収・リサイクル処理時の排出CO2やコストの増大、石油資源の有効活用、自然環境への流出による海洋プラスチック問題など、プラスチック製品はその影響が広範囲に及ぶため、適切な使用が重要です。本協定は、使い捨てプラスチックの削減(リデュース)を目的とし、これらの課題解決に取り組むものです。
川崎市が取組む「かわさきカーボンゼロチャレンジ2050」
令和元年東日本台風(台風第19号)で多大な被害が発生した川崎市では、気候変動の影響は市民生活に大きく影響する差し迫った課題であるとの考えから、2020年11月に脱炭素戦略「かわさきカーボンゼロチャレンジ2050」を策定しました。当戦略の「2030年に向けた先導的なチャレンジ」では、プラスチック資源循環の取組強化を掲げています。当社は、当戦略の賛同企業として他の企業とも連携し、ウォータースタンドの設置とマイボトルへの給水呼び掛けにより、脱炭素社会実現に向けた活動を推進します。この取組みの一環として、賛同企業である川崎信用金庫では従業員向けのウォータースタンド61台を導入しました。
ウォータースタンド株式会社が自治体と行う取り組み
ウォータースタンド株式会社は、使い捨てプラスチックボトル30億本の削減をミッションに掲げ、自治体と連携したさまざまな取り組みを実施しています。
公共施設への給水スポット設置
誰もが無料で給水できる「ウォータースタンド」の設置を拡大しています。
啓発活動
自治体と連携し、プラスチックごみ問題の深刻さやマイボトル利用のメリットについて、地域住民に知ってもらうための活動を行います。
マイボトル利用推進
マイボトル用給水機の利用を促し、ワンウェイプラスチック削減とマイボトルの普及を推進します。
住民の健康増進
マイボトル利用による水分補給は、地域住民の熱中症対策や健康増進にもつながります。
自治体との協定締結実績一覧
北海道・東北
関東
中部
近畿
中国・四国
九州・沖縄
※2024年08月現在
ウォータースタンドへの
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締結式概要
締結日:2021(令和3)年3月23日(火)
出席者:川崎市 環境局長 斉藤 浩二 様、ウォータースタンド株式会社 取締役営業部長 近藤 紀行
川崎市 環境局長 斉藤 浩二 様
今回の協定により、市内の公共施設でマイボトルに給水ができるようになります。マイボトルへの給水という誰もが簡単にできる行為は、現役世代のみならず、お子さんからご高齢の方まで参加できる環境への貢献行動になるのではと思います。この取組みを通して、川崎市内全体の環境意識を高めていければと考えています。
ウォータースタンド株式会社 取締役営業部長 近藤 紀行
川崎市が推進する脱炭素、脱プラスチックの取組みに協力できることになり、大変光栄です。当社が提供する給水スタンドは、利用者が負担なく誰もが気軽に使えるものです。給水スタンドの活用を通して、川崎市の皆様が楽しみながらマイボトルを持ち歩いて頂けるよう、協力していきたいと思います。