神奈川県 葉山町「プラスチックごみ削減の推進に関する協定」を締結

神奈川県葉山町:2019年9月30日(月)締結

ウォータースタンド株式会社は、神奈川県葉山町(町長:山梨崇仁)と、「プラスチックごみ削減の推進に関する協定」を締結したことをお知らせいたします。

ウォータースタンド株式会社と葉山町が県内初のプラごみゼロに関する協定を締結し、町内の公共施設にウォーターサーバーを常設します。

イベント時には臨時の給水スタンド(給水スポット)を設置し、町民をはじめ葉山町を訪れる多くの方々に広くお使い頂き、ペットボトルごみ削減、マイボトル文化の醸成を図ります。

葉山町長 山梨 崇仁様

葉山のゴミのないきれいな砂浜、けれどもよく見ると色のついた粒を探すことが容易にできます。マイクロプラスチック問題は、身近で、そして地球規模の環境課題です。
では私たちが暮らしの中で出来る事は何か。それはプラスチックをなるべく使わない、作らせないということです。しかし、その事実が分かっていても、その利便さはなかなか手放せるものではありませんでした。
このたびウォータースタンド社さんのご協力を得て、町のほとんどの公共施設からペットボトルの販売を廃止することができました。買わない、だから作らない社会に変えるために、地域ができることと民間の力が連携した大きな1歩です。
生命の源である水を大切にする視点からは、水を汚さない活動とおいしい水が飲める活動のリンクとも言えます。小さな町からのお声がけながら、その意義をご理解いただき、快くご協力くださいましたウォータースタンドさんに深く感謝と敬意を表します。
これからも社会の仕組みを支える行政が、率先して変わり、将来の子供たちへ安心を提供します。そう遠くない日に、人々の暮らしに、部分としての環境配慮ではなく、基本原則としての環境配慮の暮らしが実現することを強く信じています。

ウォータースタンド株式会社 山中 聡 神奈川ブロック長

この度、「はやまクリーンプログラム」に賛同し協定を結ぶことになりました。公共施設への無償設置と共に民間施設への給水スポット作りの活動も平行して実施することで、町全体に新しい水文化を創造していきます。
ペットボトル削減の重要性を広く伝えるチャンスを私どもに頂けた事に、心から感謝申し上げます。海を愛する者として、そして未来を支える子どもを育てる父親としても、このプログラムに参加できることを誇りに思います。
山梨町長のリーダーシップの元、私どもも精一杯このプロジェクトに参画させていただきペットボトル削減の様々な成功事例を全国に発信していきたいと思います。

はやまクリーンプログラムについて

セーリングの聖地として著名な葉山町は、従来からごみの資源化・減量化による循環型のまちづくりを形成するため「ゼロ・ウェイスト」の実現を目指した取組みを推進してきました。

SDGs未来都市である神奈川県の「プラごみゼロ宣言」への賛同と、海洋保全のための活動を行うNGOセイラーフォーザシーとの協定を踏まえ、深刻化する海洋汚染や地球温暖化対策に貢献すべく、マイクロプラスチック問題への取組みを中心に強化します。

はやまクリーンプログラム 一人ひとりができることから

実施内容

  1. まずは役場から
    • 町立施設でのペットボトル販売廃止
    • 職員のレジ袋持込禁止
    • 職員のマイボトル使用標準化
    • 町主催イベントにおけるベストプラクティスの義務化
  2. 町民の皆様と
    • 町主催・後援イベント(飲食をともなうもの)におけるベストプラクティスへの協力
  3. 民間企業の力で
    • 町内事業者へのレジ袋・プラ容器削減の呼びかけ
    • ウォータースタンド(株)との協定
      ― 町立施設へのウォーターサーバー設置 ―
    • (株)TBMとの包括協定
      ― LIMEX、plaxなど新素材と ―

ウォータースタンド株式会社との協定内容

はやまクリーンプログラムにおける連携協力のもと、ペットボトルなどの使い捨てプラスチックの使用を抑制するため、町内公共施設にウォータースタンドを設置。来訪者が自由に使えるよう「給水スポット」として広く利用を促すことで、ペットボトルごみ削減、マイボトルの普及を推進します。

給水スポット ウォータスタンド

持続可能な社会の実現ために、ウォータースタンドができること

給水スタンド(給水スポット)とマイボトルでペットボトル削減へ

ウォータースタンドは、社会インフラである水道を活用することで、人々の生活に欠かせない水を持続可能で環境負荷の少ない方法で供給します。ウォータースタンドを給水スタンド(給水スポット)として提供することで、多くの人々が安易なペットボトルの購入を控えるようになります。ウォータースタンドをきっかけにマイボトルの活用範囲が広がり、ペットボトルの消費削減を実現します。

ウォータースタンドが取組むSDGs

2015年に国連で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された国際目標「SDGs」の中から、「6.1 安全で安価な飲料水の提供」、「6.b 豊かな水のあるまちづくりへの貢献」、「14.1 美しい川・海の保全」の3つをウォータースタンド株式会社のメインターゲットとして設定し、達成のため様々な施策を行っています。

持続可能な開発目標(SDGs)

ウォータースタンド株式会社が自治体と行う取り組み

ウォータースタンド株式会社は、使い捨てプラスチックボトル30億本の削減をミッションに掲げ、自治体と連携したさまざまな取り組みを実施しています。

公共施設への給水スポット設置

誰もが無料で給水できる「ウォータースタンド」の設置を拡大しています。

啓発活動

自治体と連携し、プラスチックごみ問題の深刻さやマイボトル利用のメリットについて、地域住民に知ってもらうための活動を行います。

マイボトル利用推進

マイボトル用給水機の利用を促し、ワンウェイプラスチック削減とマイボトルの普及を推進します。

住民の健康増進

マイボトル利用による水分補給は、地域住民の熱中症対策や健康増進にもつながります。

sdgs

自治体との協定締結実績一覧

※2024年10月現在

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