佐賀県鹿島市と「プラスチックごみ削減および熱中症予防に関する協定」を締結


(中央右)ウォータースタンド株式会社九州支社長 小岩 利光、(右)同佐賀営業所 片居木 修
ウォータースタンド株式会社(以下当社)は佐賀県鹿島市と「プラスチックごみ削減および熱中症予防に関する協定(以下本協定)」を締結しました。
概要
- 締結日
- 2025年7月15日(火)
- 目的
- プラスチックごみ削減と熱中症予防の両立、持続可能な社会の実現に貢献
内容
本協定は、プラスチックごみ問題や地球温暖化による熱中症リスクの高まりを受け、鹿島市と当社が連携・協力し、使い捨てプラスチックの削減とそれに伴うCO2 排出抑制による気候変動の緩和と、水分補給による熱中症リスクの軽減等の気候変動への適応の両立を実現するために締結するものです。
鹿島市は2022年9月にゼロカーボンシティ宣言を行い、温室効果ガス排出量を2013年度比で2030年までに50%削減、2050年に実質ゼロと定め、、市民・事業者・行政協働で再エネ導入と循環型社会を推進しています。
SDGs 未来都市である鹿島市と当社は、本協定の下で気候変動対策の両輪である緩和策と適応策を両立・推進して参ります。
鹿島市のマイボトル普及に向けた取り組み
鹿島市は、熱中症対策とプラ削減を両立させるため、市庁舎・文化ホールなどの公共施設に無料の「給水スタンド」を設置し、利用者にマイボトルの持参を呼びかけています。
また、暑熱回避に有効な「涼み処」と連動して設置場所を市のホームページやSNSで周知し、暑さをしのぎながらペットボトル使用ゼロを目指す行動変容を促進しています。
鹿島市はこれまでにも、ペットボトルの水平リサイクルやバイオマスプラスチックを原料とした再使用可能カップの試行を行っています。
市民、事業者だけでなく、観光客も巻き込みながら、どこでも給水できる環境づくりを官民協働で進め、マイボトル文化の定着を図っていきます。
ウォータースタンドについて
浄水型ウォーターサーバー「ウォータースタンド」は、ボトル不要でいつでもおいしい飲料水が使える利便性の高さと、運搬や使い捨て容器を必要としないエコな給水システムが支持され、子育て世帯を中心とした個人宅や、SDGs達成に取り組む法人、大学などに支持されています。
ウォータースタンド株式会社の取り組み
当社は使い捨てプラスチックボトル30億本の削減をミッションに掲げ、鹿島市を含め全国の地方公共団体・教育委員会と「ボトルフリープロジェクト」を推進しています。
当社の「ボトルフリープロジェクト」は、誰もがアクセスできる水道水を活用し環境負荷が少ない給水スタンドを整備し、マイボトル活用を推進するものです。
本活動を通じて、使い捨てプラスチック削減・CO2排出抑制による地球温暖化の緩和と、水分補給による熱中症などの被害・健康増進による気候変動への適応の両立を実現します。
この取り組みへの協力をさまざまな組織・団体等に呼びかけながら、同様の取り組みを日本全国に拡大していきます。
- 鹿島市ホームページ
ウォータースタンド株式会社が自治体と行う取り組み
ウォータースタンド株式会社は、使い捨てプラスチックボトル30億本の削減をミッションに掲げ、自治体と連携したさまざまな取り組みを実施しています。
公共施設への給水スポット設置
誰もが無料で給水できる「ウォータースタンド」の設置を拡大しています。
啓発活動
自治体と連携し、プラスチックごみ問題の深刻さやマイボトル利用のメリットについて、地域住民に知ってもらうための活動を行います。
マイボトル利用推進
マイボトル用給水機の利用を促し、ワンウェイプラスチック削減とマイボトルの普及を推進します。
住民の健康増進
マイボトル利用による水分補給は、地域住民の熱中症対策や健康増進にもつながります。
自治体との協定締結実績一覧
北海道・東北
関東
中部
近畿
中国・四国
九州・沖縄
※2025年9月現在
鹿島市長 松尾 勝利様
鹿島市は、2022(令和4)年9月にゼロカーボンシティ宣言を行い、2050年のカーボンニュートラルを目指し、循環型社会の実現も掲げています。
ウォータースタンド株式会社は、プラスチックによる環境問題、気候変動問題、SDGsの目標達成のため、全国の地方公共団体や教育委員会等と協定を結び、浄水型ウォーターサーバー「ウォータースタンド」を設置する取り組みを行っています。
この度、使い捨てプラスチック削減の施策の一つとして「ウォータースタンド」を設置し、マイボトルやマイカップを持参して無料で給水できる環境を整備しました。
また、近年、気候変動により夏場の熱中症予防対策が大変重要であり、「クーリングシェルター(指定暑熱避難施設)」を市内2ヵ所、クールシェアスポット「涼み処」を11ヵ所指定しています。
この連携を機に使い捨てプラスチック削減と熱中症対策推進の両面から施策を進め、地球環境にやさしいまちづくりを進めていきます。