兵庫県 尼崎市 西宮市「プラスチックごみ削減の推進に関する協定」を締結
兵庫県尼崎市・兵庫県西宮市:2021年4月27日(火)締結
ウォータースタンド株式会社は、2021年4月27日(火)、尼崎市(市長:稲村 和美)・西宮市(市長:石井 登志郎)と「プラスチックごみ削減の推進に関する協定」を締結したことをお知らせいたします。
協定の概要
全世界共通かつ喫緊の課題である地球温暖化や海洋プラスチックごみ問題の解決に向け、両市と互いに連携・協力してマイボトルの普及を促進し、ペットボトル等使い捨てプラスチック製品の使用抑制を図ることにより、プラスチックごみの削減を推進します。
尼崎市におけるマイボトル促進に向けた取り組み
(1)給水スポットの整備について
- 尼崎市の公共施設 計17施設において水道直結式のマイボトル対応型給水機を設置し、令和3年6月から給水スポットを開放するとともに、その後も順次設置を拡げていきます。
- 民間施設についても水道直結式のマイボトル対応型給水機設置の取組を広げ、給水スポットの整備を進めます。
給水機設置予定施設
- 尼崎市役所 本庁舎
- 尼崎城
- 開明庁舎
- あまらぶアートラボ A-Lab
- 中央図書館
- 北図書館
- 尼崎市総合文化センター
- あまがさきひと咲きプラザ
- 中央北生涯学習プラザ
- 立花支所
- 小田南生涯学習プラザ
- 大庄北生涯学習プラザ
- 武庫西生涯学習プラザ
- 園田東生涯学習プラザ
- 大高洲庁舎
- クリーンセンター 第2工場
- 資源リサイクルセンター
(2)尼崎市オリジナルマイボトルについて
尼崎市オリジナルマイボトルを制作し、尼崎市 環境創造課で販売するほか、市が主催する環境学習等に参加して頂いた方に対して配布します。
尼崎南部再生研究室は、尼崎大気汚染公害訴訟の和解金を活用して 2001年3月に設立された団体であり、激甚な大気汚染被害を受けた尼崎南部の活性化に取り組んでいます。 この度、新たな環境問題である地球温暖化の対策に向けた取組の 一環として、市と同研究室がコラボレーションし、尼崎市オリジナルマイボトルを作成しました。
西宮市におけるマイボトル促進に向けた取り組み
給水スポットの整備について
- 令和3年5月末頃までに、市役所本庁舎等の公共施設11ヶ所に水道直結式のマイボトル対応型給水機を順次設置します。
- 民間施設についても水道直結式のマイボトル対応型給水機設置の取組を広げ、給水スポットの整備を進めます。
- 外出時にはマイボトルを持参するなど、プラスチックごみをできる限り発生させずにプラスチックと賢く付き合っていくライフスタイルへの転換を目指します。
給水機設置予定施設
- 西宮市役所本庁舎 ・塩瀬センター
- 山口センター・中央図書館
- 今津公民館 ・用海公民館
- 若竹生活文化会館 ・鳴尾消防署
- 瓦木消防署 ・西宮消防署北夙川分署
- 瓦木消防署甲東分署
ウォータースタンド株式会社が自治体と行う取り組み
ウォータースタンド株式会社は、使い捨てプラスチックボトル30億本の削減をミッションに掲げ、自治体と連携したさまざまな取り組みを実施しています。
公共施設への給水スポット設置
誰もが無料で給水できる「ウォータースタンド」の設置を拡大しています。
啓発活動
自治体と連携し、プラスチックごみ問題の深刻さやマイボトル利用のメリットについて、地域住民に知ってもらうための活動を行います。
マイボトル利用推進
マイボトル用給水機の利用を促し、ワンウェイプラスチック削減とマイボトルの普及を推進します。
住民の健康増進
マイボトル利用による水分補給は、地域住民の熱中症対策や健康増進にもつながります。
自治体との協定締結実績一覧
北海道・東北
関東
中部
近畿
中国・四国
九州・沖縄
※2024年10月現在
ウォータースタンドへの
お問い合わせ
弊社の取り組み、出前授業やご取材等については下記フォームよりお問合せください。
(メディア関係者の皆様からの取材等のご依頼も下記フォームよりお願いいたします。)
尼崎市長 稲村 和美様
今回の協定について大変心強く思っております。尼崎市は、「尼崎市気候非常事態行動宣言」表明に向け、脱炭素社会の実現を市民の皆さんとの共通認識とし、具体的な取組みを進めていきたいと思っております。同宣言では、CO2の削減はもとより、プラスチックごみの削減ということも大きな柱のひとつとしています。尼崎市では「SDGs」のロゴと「アマガサキ」のロゴを入れたボトルを制作しました。市が主催する環境学習等に参加頂く方にお渡しし、マイボトルへの給水を定着させていきたいと思っています。
西宮市長 石井 登志郎様
マイボトルを持って給水スポットで給水して飲むという文化をこれから作っていくような気持ちでいます。もともと、私が子どもの頃はペットボトルのお水を買うといったことはありませんでした。令和の時代を迎え、プラスチックの海洋流出など我々が如何に環境負荷を抑制していくかということが問われているのだと思います。西宮市は、環境学習都市宣言をしています。西宮市の子どもたちにも給水スポットを目にすることで環境教育の一助となるよう、この協定が契機になればと思っています。
ウォータースタンド株式会社 代表取締役社長 本多 均
ウォータースタンド株式会社は、日本国内で年間に生産されている約250億本の使い捨てプラスチックボトルのうち30億本を減らすことをミッションとビジョンに掲げ、マイクロプラスチックによる環境汚染やCO2排出などのプラスチックに起因する社会課題解決に取り組んでおります。これからの未来の世代の子どもたちにより良い地球を残せるよう、お子様をはじめ市民の方が水筒を持ち、お店や学校、駅などで給水頂くことで、使い捨てプラスチックボトルの多くを削減できると思います。西宮市、尼崎市の皆様と一緒に取組を進めて参りたいと思いますので是非ともよろしくお願い致します。