千葉県香取郡神崎町と 「マイボトル等で利用できる給水器の設置に関する協定」を締結
千葉県香取郡神崎町:2022年3月1日(火)締結
ウォータースタンド株式会社(以下当社)は、2022年3月1日(火)千葉県香取郡神崎町(町長:椿 等)と「マイボトル等で利用できる給水器の設置に関する協定」を締結したことをお知らせいたします。
協定の概要
神崎町と当社は、ペットボトルやプラスチック製品の使用を抑制し様々な環境問題の解決に貢献するとともに、温室効果ガスの排出抑制を推進するため、本協定締結の下でマイボトル利用の取り組みを推進して参ります。町内の公共施設にマイボトルへの給水が可能なウォータースタンドを設置し、ペットボトル等のワンウェイプラスチック製品の使用抑制について積極的に啓発し地球環境の維持と改善を図ることを目的としたものです。
神崎町の使い捨てプラスチック削減に向けた取り組み
神崎町は古くから北総の穀倉地帯として農産物と水源に恵まれ、江戸時代から続く2軒の酒蔵を擁するほか、醤油などの醸造業で発展してきた町です。肥沃な大地と豊富な水源のある自然豊かな地域として環境課題にも積極的に取り組んで来られました。2021年3月に発表された「神崎町第5次総合計画(Ⅱ 基本計画)」では、同計画策定に伴うアンケート調査で「3R運動を実施している」との回答が82.1%に上るなど、町全体でごみの減量化や再資源化の推進に取り組まれています。同時に、学校や地域、町民、事業者など様々な主体が一体となって持続可能な地域社会の実現に向けた取り組みを推進できるよう、環境学習の機会創出やPR活動などを実施されています。
当社は、同町の取り組みを後押しすべく、公共施設にウォータースタンドを設置し、全世界的な喫緊の課題であるプラスチックごみの削減を推進します。同時に、当社のこれまでの知見を活用し住民や事業者らと連携を深め、地域と一体となり社会課題解決に寄与して参ります。
ウォータースタンドの使い捨てプラスチックボトル削減に向けた取り組み
当社は使い捨てプラスチックボトル30億本の削減をミッションに掲げ、全国の地方公共団体・教育委員会と「ボトルフリープロジェクト」を推進しています。
使い捨てプラスチックボトル30億本の削減目標を掲げる当事業では、給水スポットの整備などにより水を無料提供するだけでなく、設置者と連携しプラスチックごみ削減の意義について普及啓発するなどマイボトル利用者の拡大を図っています。
また、昨今頻発する猛暑・酷暑などの地球温暖化に起因するとみられる気象現象に対しても、マイボトルに給水することで地域住民の健康維持・熱中症回避に役立てることを目的としています。
2021年10月には、廃棄物等の3R(リデュース:発生抑制・リユース:再使用・リサイクル:再資源化)に率先して取り組み、資源の有効利用、環境への負荷の低減に継続的な活動を通じて顕著な実績を挙げている「個人・グループ・学校」及び「事業所・地方公共団体等」に対して行われる「令和3年度リデュース・リユース・リサイクル推進功労者等表彰」においてリデュース・リユース・リサイクル推進協議会会長賞を受賞しました。
ウォータースタンド株式会社が自治体と行う取り組み
ウォータースタンド株式会社は、使い捨てプラスチックボトル30億本の削減をミッションに掲げ、自治体と連携したさまざまな取り組みを実施しています。
公共施設への給水スポット設置
誰もが無料で給水できる「ウォータースタンド」の設置を拡大しています。
啓発活動
自治体と連携し、プラスチックごみ問題の深刻さやマイボトル利用のメリットについて、地域住民に知ってもらうための活動を行います。
マイボトル利用推進
マイボトル用給水機の利用を促し、ワンウェイプラスチック削減とマイボトルの普及を推進します。
住民の健康増進
マイボトル利用による水分補給は、地域住民の熱中症対策や健康増進にもつながります。
自治体との協定締結実績一覧
北海道・東北
関東
中部
近畿
中国・四国
九州・沖縄
※2024年10月現在
ウォータースタンドへの
お問い合わせ
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神崎町長 椿 等様
神崎町はCO2排出量を2030年度までに2019年度比で15%削減する数値目標を「神崎町地球温暖化対策実行計画(事務事業編)」に定めております。目標達成に向けた取組として電気使用量及び燃料使用量の削減などにより直接的に効果のある取組みや、ごみの減量・リサイクル、環境ラベル製品の購入を選択するなどのCOOL CHOICEを推進し、間接的に地球温暖化対策へ効果のある取組みを実施しております。
地球温暖化対策を取組むにあたり重要となる一つの目標は、今、私たちに何ができるか考え行動し、将来の世代が豊かに生きていける社会を実現させることであると考えております。
ウォータースタンド株式会社から給水スポットの設置に関する事業提案を受け、世界規模で喫緊の問題となっている地球温暖化問題だけでなくプラスチック問題をはじめとする諸問題を、町職員や町民の皆様に自分事として考えていただくきっかけに繋がり、ひいては、持続可能な開発目標(SDGs)へ貢献することができればと考えました。
プラスチック問題は、製造や搬出などの処理過程において温室効果ガスを発生させ地球温暖化への影響だけではなく、不要となったプラスチックごみやマイクロプラスチックは海洋生物に対し大きな影響を及ぼし、人間への影響も懸念されているところです。これらの諸問題に対する取組みの第一歩として、マイボトルの使用を促進させることで、プラスチック使用削減の普及啓発を図り、地球温暖化対策の意識の高まりの一つとなることを期待いたします。