大阪府泉南郡熊取町と 「プラスチックごみ削減及び熱中症予防の推進に関する連携協定」を締結
大阪府泉南郡熊取町:2022年4月20日(水)締結
ウォータースタンド株式会社(以下当社)は、2022年4月20日(水)に大阪府泉南郡熊取町(町長:藤原 敏司)と「プラスチックごみ削減及び熱中症予防の推進に関する連携協定」を締結したことをお知らせいたします。
協定の概要
熊取町は、プラスチックごみによる海洋汚染などの地球規模の課題に対応するため、2019(平成31)年2月5日に「くまとりプラスチックごみゼロ宣言」を行なっています。同宣言の下、事業者に対するプラスチックごみ削減の協力要請、住民や事業者の模範となるために全庁あげてのマイバッグ持参運動や、3Rにリフューズを加えた4R運動の更なる推進を行うなど、一層のプラスチックごみの削減に取り組まれています。
この度の協定は、次世代に良好な生活環境を継承していくため、同町が推進される3Rにリフューズを加えた4R運動を推し進めるため、町内各所の公共施設にマイボトルへの給水が可能なウォータースタンドを設置し、ペットボトル等のワンウェイプラスチック製品の使用抑制について積極的に啓発し地球環境の維持と改善を図るものです。
熊取町の「熊取町エコプロジェクト」
熊取町では、「くまとりプラスチックごみゼロ宣言」及び2019(令和元)年10月に施行された「食品ロスの削減に関する法律」に基づき、プラスチックごみや食品ロスの削減を目指し2020(令和2)年5月に「熊取町エコプロジェクト」を策定されました。同プロジェクトは具体的な取組を体系的に取りまとめており、熊取町では町内公共施設におけるペットボトル商品の販売抑制やマイボトルの携帯の推奨等、持続可能な社会の実現に向け多岐にわたる取り組みを実施されて来られました。
当社は、同町の取り組みを後押しすべく公共施設にウォータースタンドを設置し、全世界的な喫緊の課題である地球温暖化に対応するため、今後重要課題となるワンウェイプラスチックの削減において協働して参ります。同時に、当社のこれまでの知見を活用し住民や事業者らと連携を深め、地域と一体となり社会課題解決に貢献します。
ウォータースタンドの使い捨てプラスチックボトル削減に向けた取り組み
当社は使い捨てプラスチックボトル30億本の削減をミッションに掲げ、全国の地方公共団体・教育委員会と「ボトルフリープロジェクト」を推進しています。
使い捨てプラスチックボトル30億本の削減目標を掲げる当事業では、給水スポットの整備などにより水を無料提供するだけでなく、設置者と連携しプラスチックごみ削減の意義について普及啓発するなどマイボトル利用者の拡大を図っています。
また、昨今頻発する猛暑・酷暑などの地球温暖化に起因するとみられる気象現象に対しても、マイボトルに給水することで地域住民の健康維持・熱中症回避に役立てることを目的としています。
2021年10月には、廃棄物等の3R(リデュース:発生抑制・リユース:再使用・リサイクル:再資源化)に率先して取り組み、資源の有効利用、環境への負荷の低減に継続的な活動を通じて顕著な実績を挙げている「個人・グループ・学校」及び「事業所・地方公共団体等」に対して行われる「令和3年度リデュース・リユース・リサイクル推進功労者等表彰」においてリデュース・リユース・リサイクル推進協議会会長賞を受賞しました。
ウォータースタンド株式会社が自治体と行う取り組み
ウォータースタンド株式会社は、使い捨てプラスチックボトル30億本の削減をミッションに掲げ、自治体と連携したさまざまな取り組みを実施しています。
公共施設への給水スポット設置
誰もが無料で給水できる「ウォータースタンド」の設置を拡大しています。
啓発活動
自治体と連携し、プラスチックごみ問題の深刻さやマイボトル利用のメリットについて、地域住民に知ってもらうための活動を行います。
マイボトル利用推進
マイボトル用給水機の利用を促し、ワンウェイプラスチック削減とマイボトルの普及を推進します。
住民の健康増進
マイボトル利用による水分補給は、地域住民の熱中症対策や健康増進にもつながります。
自治体との協定締結実績一覧
北海道・東北
関東
中部
近畿
中国・四国
九州・沖縄
※2024年12月現在
ウォータースタンドへの
お問い合わせ
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熊取町長 藤原 敏司様
ウォータースタンド株式会社は、全国的に事業を展開し近年は健やかな地球を未来の世代に引き継ぐため、地域一体で「ボトルフリープロジェクト」を行うなど、持続可能な社会の実現に取り組まれています。また、大阪府が豊かな環境づくり大阪府民会議の分科会として立ち上げ、本町も参画している「おおさかマイボトルパートナーズ」のメンバーとして、マイボトルの普及による使い捨てプラスチック容器の使用削減推進に取り組まれています。
近年、レジ袋やペットボトル等のプラスチックごみによる海洋汚染は、生態系への影響が懸念されるなど看過できない地球規模の問題となっています。2019(平成31)年1月に大阪府と大阪市が共同で行った「おおさかプラスチックごみゼロ宣言」や2019(令和元)年6月に開催されたG20大阪サミットにおいて共有された「大阪ブルー・オーシャン・ビジョン」の実現に向け、使い捨てプラスチック製品の使用抑制やバイオマスプラスチックの最大限の利用など、様々な取り組みが国際社会において求められています。この問題への対策として、国は2020(令和2)年7月にレジ袋の有料化を実施しました。また、本年4月から「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律」が施行されています。
本町においても2019(平成31)年2月に使い捨てプラスチック削減の更なる推進やプラスチックの資源循環の推進などを盛り込んだ「くまとりプラスチックごみゼロ宣言」を行い、2020(令和2)年5月にはプラスチックごみ削減に向けた具体的な取組を体系的に取りまとめた「熊取町エコプロジェクト」を策定しました。
本町では、この熊取町エコプロジェクトに基づく取組の一つとして、本年4月20日にウォータースタンド株式会社と『プラスチックごみ削減及び熱中症予防の推進に関する連携協定』を締結しました。この連携協定により本町とウォータースタンド株式会社双方が持つ資源を有効に活用し、海洋プラスチックごみ問題等の解決に向け、公共施設への給水環境の整備を進めて参ります。多くの方々がマイボトルを携帯し、給水スポットを活用することにより「便利さ」、「快適さ」を実感するとともに、その取組がSDGsの貢献に繋がるものと期待しています。