千葉県一宮町と 「プラスチックごみ削減の推進に関する協定」を締結
千葉県一宮町:2023年1月24日(火)締結
ウォータースタンド株式会社(以下当社)は、2023年1月24日(火)に千葉県一宮町(町長:馬淵 昌也)と「プラスチックごみ削減の推進に関する協定」を締結したことをお知らせいたします。
協定の概要
一宮町は、全世界共通かつ喫緊の課題であるプラスチックごみ問題に対し、同町が率先して温室効果ガス(二酸化炭素)排出抑制等、地球温暖化防止に向けての取り組みを推進するため「一宮町地球温暖化対策実行計画」を策定されています。同計画の施策の方針には、「ゴミの減量、リサイクル」のため、「マイボトルを推進し、ビン、カン、ペットボトルの削減を徹底する」ことが盛り込まれています。
こうした中、より一層の温室効果ガス削減を目指す一宮町と、「マイボトルを携帯する新しい文化を創り、気候変動とプラスチックによる環境問題に取り組む」というビジョンの下で事業展開する当社の目的が合致し、協定締結に至りました。
本協定に基づき、当社及び一宮町が連携協力の下、ウォータースタンドを公共施設等に設置し、マイボトルの普及を促進し、ペットボトル等の使い捨てプラスチック製品の使用抑制を図るとともに、住民・事業者との連携による取組を広げることで、プラスチックごみ削減の推進や環境負荷の低減に取り組むこととしています。
一宮町の環境政策
一宮町は、上総の国一宮玉前神社が町の中心に鎮座し、東に九十九里浜の長い海岸線、西に隣町睦沢に連なる里山、北に一宮川、南にいすみ市北端の太東岬と港が位置し、その間に広大な農地が広がるといった、自然豊かで変化に富み、「緑と海と太陽のまち」をコンセプトとする町です。これらの豊かな自然環境を維持するべく、ワンウェイ(使い捨て)プラスチックの削減や3Rの推進等を実施されています。
当社は、同町との協定締結の下、マイボトルに給水できるウォータースタンドを設置し、これらの取組について意識浸透と行動変容との両面で持続可能な社会の実現に向け協働して参ります。同時に、当社のこれまでの知見を活用し未来の世代を含めて地域と一体で社会課題解決に寄与して参ります。
ウォータースタンドの使い捨てプラスチックボトル削減に向けた取り組み
当社は使い捨てプラスチックボトル30億本の削減をミッションに掲げ、全国の地方公共団体・教育委員会と「ボトルフリープロジェクト」を推進しています。
使い捨てプラスチックボトル30億本の削減目標を掲げる当事業では、給水スポットの整備などにより水を無料提供するだけでなく、設置者と連携しプラスチックごみ削減の意義について普及啓発するなどマイボトル利用者の拡大を図っています。
また、昨今頻発する猛暑・酷暑などの地球温暖化に起因するとみられる気象現象に対しても、マイボトルに給水することで地域住民の健康維持・熱中症回避に役立てることを目的としています。
2021年10月には、廃棄物等の3R(リデュース:発生抑制・リユース:再使用・リサイクル:再資源化)に率先して取り組み、資源の有効利用、環境への負荷の低減に継続的な活動を通じて顕著な実績を挙げている「個人・グループ・学校」及び「事業所・地方公共団体等」に対して行われる「令和3年度リデュース・リユース・リサイクル推進功労者等表彰」においてリデュース・リユース・リサイクル推進協議会会長賞を受賞しました。
ウォータースタンド株式会社が自治体と行う取り組み
ウォータースタンド株式会社は、使い捨てプラスチックボトル30億本の削減をミッションに掲げ、自治体と連携したさまざまな取り組みを実施しています。
公共施設への給水スポット設置
誰もが無料で給水できる「ウォータースタンド」の設置を拡大しています。
啓発活動
自治体と連携し、プラスチックごみ問題の深刻さやマイボトル利用のメリットについて、地域住民に知ってもらうための活動を行います。
マイボトル利用推進
マイボトル用給水機の利用を促し、ワンウェイプラスチック削減とマイボトルの普及を推進します。
住民の健康増進
マイボトル利用による水分補給は、地域住民の熱中症対策や健康増進にもつながります。
自治体との協定締結実績一覧
北海道・東北
関東
中部
近畿
中国・四国
九州・沖縄
※2024年10月現在
ウォータースタンドへの
お問い合わせ
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一宮町長 馬淵 昌也様
これまで一宮町では、「クリーンシーズ※」という、海のプラスチックごみを減らし、環境保全を進めていこうという国連のプロジェクトに参画し、海岸清掃などの活動を行ってきました。こうした活動を行うと、一宮の海岸や一宮川にはペットボトルをはじめ、プラスチック製の弁当容器などが多く見受けられます。町全体でワンウェイプラスチックごみ削減に意識を向け、一宮町の豊かな自然を守ることが、地球環境保全という大きな課題への認識を生むものと考えます。
この度、協定締結の下でウォータースタンドが設置され、マイボトルに給水できる環境が整いました。一点の火が燃え広がって野原全体を焼きつくすまでの大きな火になる様を星火燎原と言いますが、マイボトルに給水することをきっかけに、この一点の火がワンウェイプラスチック削減に向けて町全体での行動に拡大することを心から期待しています。