兵庫県豊岡市と「プラスチックごみ削減の推進に関する協定」を締結

豊岡市長 関貫久仁郎様、大岡学園高等専修学校 宮下翔伍様、
近畿大学附属豊岡高校 西垣朔太郎様、ウォータースタンド株式会社常務取締役 近藤紀行
(左より)豊岡市長 関貫久仁郎様、大岡学園高等専修学校 宮下翔伍様、近畿大学附属豊岡高校 西垣朔太郎様、ウォータースタンド株式会社常務取締役 近藤紀行

兵庫県豊岡市:2023年2月28日(火)締結

ウォータースタンド株式会社(以下当社)は、2023年2月28日(火)に兵庫県豊岡市(市長:関貫 久仁郎)と「プラスチックごみ削減の推進に関する協定」を締結したことをお知らせいたします。

兵庫県豊岡市長 関貫 久仁郎様

本市は、2050年二酸化炭素排出実質ゼロを目指し「脱炭素」と共に「脱プラスチック」を進めています。

昨年3月に策定した「豊岡市プラスチックごみ削減対策実行計画(以下、「実行計画」)」では、「2030年までに使い捨てプラスチックごみをゼロにする」という数値目標を定めました。策定にあたっては、策定委員会に高校生から6名参加してもらい、プラスチックごみ削減の目標や取組みを検討しました。

また、昨年10月に開催した「豊岡市プラスチックごみ削減キックオフイベント」では、学生から「マイボトル用ウォーターサーバーを設置してほしい」と要望がありました。今回、ウォータースタンド株式会社と協定を締結することにより、学生の要望に応えることができ、またプラスチックごみ削減の取組みが一つ実現できたことに感謝申し上げます。

今後は、振興局や図書館など、市民が多く利用する場所にウォーターサーバーを設置し、ペットボトルの削減やマイボトルを携帯する環境負荷の少ないライフスタイルの転換を図ることで、「脱炭素」と「脱プラスチック」を進めて参ります。

協定の概要

豊岡市は、「2050年二酸化炭素排出実質ゼロ」を表明しており、2022年3月、2030年に使い捨てプラスチックごみゼロを目指す「豊岡市プラスチックごみ削減対策実行計画」を策定し、住民、事業者、学校、団体、行政など多様な主体が連携し豊かな環境を次世代まで守り続けることを目標として掲げられています。

本協定では、豊岡市及び当社が連携、協力し、市有施設及び民間施設への給水機の設置や、マイボトル利用の促進を通じてライフスタイルの変革を呼び掛け、使い捨てプラスチック製品の使用抑制による温室効果ガスの削減やプラスチックによる環境汚染の防止等につなげることを目的としています。

豊岡市と当社との協定に対する学生の意見

豊岡市プラスチックごみ削減対策実行計画の策定に参画されている高校生委員の宮下様、西垣様からも下記の通りコメントを頂きました。

大岡学園高等専修学校 宮下翔伍様

ウォーターサーバーの設置は、プラスチックごみ問題の解決に向けたスタートだと思います。ウォーターサーバーを利用することが、環境に配慮した取組みのきっかけになるように、これからも私たちが積極的に関わって、脱プラスチックの取組みを進めていきます。

近畿大学附属豊岡高校 西垣朔太郎様

実行計画は高校生委員の意見をしっかり反映してもらいましたので、いい計画ができたと思います。ウォーターサーバーの導入は、策定委員会でもたくさん意見が出ていましたので、ウォータースタンド株式会社の協力により、実現できてよかったです。ウォーターサーバーの利用者には、給水する際に、その背景にあるプラスチックごみ問題も意識してもらいたいです。

豊岡市のプラスチックごみ削減対策

豊岡市は、「みんな一緒にワンモアアクション」をスローガンに掲げ、使い捨てプラスチックごみゼロに向けて「知る」・「出さない」・「回収する」の3つの視点から行動変容に向けた指針を示しています。また、主体ごとの具体的な取組みには、「外出時のマイバッグ、マイボトル持参」や「マイボトル用のウォーターサーバー導入」が盛り込まれています。

同市と当社は、地球環境問題が共に取り組むべき課題という共通認識の下、マイボトル利用環境の整備促進によるライフスタイルの変革を目的とする協定を締結し、マイボトルに給水できるウォータースタンドを設置し、意識浸透と行動変容との両面で持続可能な社会の実現に向け協働して参ります。同時に、当社のこれまでの知見を活用し未来の世代を含めて地域と一体で社会課題解決に寄与して参ります。

ウォータースタンドの使い捨てプラスチックボトル削減に向けた取り組み

当社は使い捨てプラスチックボトル30億本の削減をミッションに掲げ、全国の地方公共団体・教育委員会と「ボトルフリープロジェクト」を推進しています。

使い捨てプラスチックボトル30億本の削減目標を掲げる当事業では、給水スポットの整備などにより水を無料提供するだけでなく、設置者と連携しプラスチックごみ削減の意義について普及啓発するなどマイボトル利用者の拡大を図っています。

また、昨今頻発する猛暑・酷暑などの地球温暖化に起因するとみられる気象現象に対しても、マイボトルに給水することで地域住民の健康維持・熱中症回避に役立てることを目的としています。

2021年10月には、廃棄物等の3R(リデュース:発生抑制・リユース:再使用・リサイクル:再資源化)に率先して取り組み、資源の有効利用、環境への負荷の低減に継続的な活動を通じて顕著な実績を挙げている「個人・グループ・学校」及び「事業所・地方公共団体等」に対して行われる「令和3年度リデュース・リユース・リサイクル推進功労者等表彰」においてリデュース・リユース・リサイクル推進協議会会長賞を受賞しました。

ウォータースタンド株式会社が自治体と行う取り組み

ウォータースタンド株式会社は、使い捨てプラスチックボトル30億本の削減をミッションに掲げ、自治体と連携したさまざまな取り組みを実施しています。

公共施設への給水スポット設置

誰もが無料で給水できる「ウォータースタンド」の設置を拡大しています。

啓発活動

自治体と連携し、プラスチックごみ問題の深刻さやマイボトル利用のメリットについて、地域住民に知ってもらうための活動を行います。

マイボトル利用推進

マイボトル用給水機の利用を促し、ワンウェイプラスチック削減とマイボトルの普及を推進します。

住民の健康増進

マイボトル利用による水分補給は、地域住民の熱中症対策や健康増進にもつながります。

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自治体との協定締結実績一覧

※2024年10月現在

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