鹿児島県初 鹿屋市と「プラスチックごみ削減の推進に関する協定」を締結
鹿児島県鹿屋市:2023年4月14日(金)締結
ウォータースタンド株式会社(以下当社)は、2023年4月14日(金)に鹿児島県鹿屋市(市長:中西 茂)と「プラスチックごみ削減の推進に関する協定」を締結したことをお知らせいたします。
協定の概要
鹿屋市は「未来につなごう ひとと自然環境にやさしいまち かのや」を目指す環境像として掲げ、豊かな自然、住みよい環境を未来へ引き継ぐために、環境に配慮した各種施策や環境保全の取組を推進することとしています。本協定では、鹿屋市及び当社が連携、協力し、市有施設への給水機の設置や、マイボトル利用の促進を通じてライフスタイルの変革を呼び掛け、使い捨てプラスチック製品の使用抑制による温室効果ガスの削減やプラスチックによる環境汚染の防止等につなげることを目的としています。
鹿屋市の環境政策
鹿屋市は、さつまいも「かのや紅はるか」やかのやカンパチ、鹿児島黒豚や全国和牛能力共進会でも上位に入賞する黒毛和牛などの生産がさかんな全国でも有数の食糧供給基地であるとともに、広大な高隈山系や鹿児島湾にも面する自然資源豊かな地域です。これらの自然資源を保全するべく、2050年までに二酸化炭素排出量を実質ゼロにする「ゼロカーボンシティかのや」を2022(令和4)年2月に宣言し、市民、事業者、行政が一体となって脱炭素社会の実現に向けて取り組んでいくこととしています。
同市と当社は、地球環境問題が共に取り組むべき課題という共通認識の下、マイボトル利用環境の整備促進によるライフスタイルの変革を目的とする協定を締結し、マイボトルに給水できるウォータースタンドを設置し、意識浸透と行動変容との両面で持続可能な社会の実現に向け協働して参ります。同時に、当社のこれまでの知見を活用し未来の世代を含めて地域と一体で社会課題解決に寄与して参ります。
ウォータースタンドの使い捨てプラスチックボトル削減に向けた取り組み
当社は使い捨てプラスチックボトル30億本の削減をミッションに掲げ、全国の地方公共団体・教育委員会と「ボトルフリープロジェクト」を推進しています。
使い捨てプラスチックボトル30億本の削減目標を掲げる当事業では、給水スポットの整備などにより水を無料提供するだけでなく、設置者と連携しプラスチックごみ削減の意義について普及啓発するなどマイボトル利用者の拡大を図っています。
また、昨今頻発する猛暑・酷暑などの地球温暖化に起因するとみられる気象現象に対しても、マイボトルに給水することで地域住民の健康維持・熱中症回避に役立てることを目的としています。
2021年10月には、廃棄物等の3R(リデュース:発生抑制・リユース:再使用・リサイクル:再資源化)に率先して取り組み、資源の有効利用、環境への負荷の低減に継続的な活動を通じて顕著な実績を挙げている「個人・グループ・学校」及び「事業所・地方公共団体等」に対して行われる「令和3年度リデュース・リユース・リサイクル推進功労者等表彰」においてリデュース・リユース・リサイクル推進協議会会長賞を受賞しました。
ウォータースタンド株式会社が自治体と行う取り組み
ウォータースタンド株式会社は、使い捨てプラスチックボトル30億本の削減をミッションに掲げ、自治体と連携したさまざまな取り組みを実施しています。
公共施設への給水スポット設置
誰もが無料で給水できる「ウォータースタンド」の設置を拡大しています。
啓発活動
自治体と連携し、プラスチックごみ問題の深刻さやマイボトル利用のメリットについて、地域住民に知ってもらうための活動を行います。
マイボトル利用推進
マイボトル用給水機の利用を促し、ワンウェイプラスチック削減とマイボトルの普及を推進します。
住民の健康増進
マイボトル利用による水分補給は、地域住民の熱中症対策や健康増進にもつながります。
自治体との協定締結実績一覧
北海道・東北
関東
中部
近畿
中国・四国
九州・沖縄
※2024年10月現在
ウォータースタンドへの
お問い合わせ
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鹿屋市長 中西 茂様
急速な地球温暖化の進展により、台風の大型化・頻発化やゲリラ豪雨といった気候変動が私たちの生活をおびやかしております。地球規模での温室効果ガスの削減に向けた地球温暖化対策が急務となっている中、本市におきましても「ゼロカーボンシティかのや」を昨年2月に宣言し、脱炭素社会の推進に向けた取組を開始したところです。
協定に基づく取組として早速、本庁舎をはじめ体育館、学習センターなどの市の施設にマイボトル用給水機を設置していただくことになりました。このほかにも、環境イベントや親子向け講座における事業連携も見込まれ、今後の普及啓発活動のより一層の高まりを期待しているところでございます。
本市ではこの4月から、これまで燃やせるごみとして扱っていたプラスチック製品を資源として回収を開始し、循環型社会の進展に向けた取組を強化したところでございます。今回の給水機の設置を良い機会と捉えて、市民の皆様にマイボトルの利用促進を大いに働きかけ、使い捨てプラスチックごみを更に削減してまいりたいと考えております。