茨城県かすみがうら市と「プラスチックごみ削減の推進に関する協定」を締結
茨城県かすみがうら市:2023年7月3日(月)締結
ウォータースタンド株式会社(以下当社)は、2023年7月3日(月)に茨城県かすみがうら市(市長:宮嶋 謙)と「プラスチックごみ削減の推進に関する協定」を締結したことをお知らせいたします。
協定の概要
本協定はプラスチック問題に対する共通認識のもと、地球温暖化や海洋プラスチックごみ問題の解決に向けてプラスチックごみの削減推進を目的とし、様々な主体との連携による取組を広げていくことをかすみがうら市と当社の共通の目的として協定を締結します。
今後は、市役所千代田庁舎やあゆみ祭りでのマイボトル用給水機「ウォータースタンド」の設置やマイボトル利用の促進を通じてライフスタイルの変革を呼び掛け、使い捨てプラスチック製品の使用抑制による温室効果ガスの削減やプラスチックによる環境汚染の防止等につなげて参ります。
かすみがうら市の環境政策
かすみがうら市は、2023(令和5)年5月3日のかすみがうらフェスタ2023において、2050年までに二酸化炭素の排出量実質ゼロを目指す「ゼロカーボンシティ」を宣言されました。また、2023(令和5)年度からの10年間を計画期間とする「かすみがうら市環境基本計画」の具体的な取り組みにおいては、使い捨ての生活スタイルの見直しが盛り込まれ、行政・市民・事業者・滞在者が連携しながら、将来に向けて市民が健康で文化的な生活を営むことができる良好な環境の確保を推進されています。
同市と当社は、地球環境問題が共に取り組むべき課題という共通認識の下、マイボトル利用環境の整備促進によるライフスタイルの変革を目的とする協定を締結し、マイボトルに給水できるウォータースタンドを設置し、意識浸透と行動変容との両面で持続可能な社会の実現に向け協働して参ります。同時に、当社のこれまでの知見を活用し未来の世代を含めて地域と一体で社会課題解決に寄与して参ります。
ウォータースタンドの使い捨てプラスチックボトル削減に向けた取り組み
当社は使い捨てプラスチックボトル30億本の削減をミッションに掲げ、全国の地方公共団体・教育委員会と「ボトルフリープロジェクト」を推進しています。
使い捨てプラスチックボトル30億本の削減目標を掲げる当事業では、給水スポットの整備などにより水を無料提供するだけでなく、設置者と連携しプラスチックごみ削減の意義について普及啓発するなどマイボトル利用者の拡大を図っています。
また、昨今頻発する猛暑・酷暑などの地球温暖化に起因するとみられる気象現象に対しても、マイボトルに給水することで地域住民の健康維持・熱中症回避に役立てることを目的としています。
2021年10月には、廃棄物等の3R(リデュース:発生抑制・リユース:再使用・リサイクル:再資源化)に率先して取り組み、資源の有効利用、環境への負荷の低減に継続的な活動を通じて顕著な実績を挙げている「個人・グループ・学校」及び「事業所・地方公共団体等」に対して行われる「令和3年度リデュース・リユース・リサイクル推進功労者等表彰」においてリデュース・リユース・リサイクル推進協議会会長賞を受賞しました。
ウォータースタンド株式会社が自治体と行う取り組み
ウォータースタンド株式会社は、使い捨てプラスチックボトル30億本の削減をミッションに掲げ、自治体と連携したさまざまな取り組みを実施しています。
公共施設への給水スポット設置
誰もが無料で給水できる「ウォータースタンド」の設置を拡大しています。
啓発活動
自治体と連携し、プラスチックごみ問題の深刻さやマイボトル利用のメリットについて、地域住民に知ってもらうための活動を行います。
マイボトル利用推進
マイボトル用給水機の利用を促し、ワンウェイプラスチック削減とマイボトルの普及を推進します。
住民の健康増進
マイボトル利用による水分補給は、地域住民の熱中症対策や健康増進にもつながります。
自治体との協定締結実績一覧
北海道・東北
関東
中部
近畿
中国・四国
九州・沖縄
※2024年10月現在
ウォータースタンドへの
お問い合わせ
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かすみがうら市 宮嶋 謙様
2019年の「プラスチック資源循環戦略」に基づきレジ袋が有料化されマイバックの持参については定着していますが、かすみがうら市では更なるプラスチックごみ削減を推進するべく、ウォータースタンド株式会社との協定締結に至りました。
ワンウェイプラスチックのなかでもペットボトル製品は、依然として購入頻度が高いものと思われます。本協定に基づき、9月から市役所千代田庁舎にマイボトル専用の給水器を設置することとしており、職員から使い捨ての生活スタイルの見直しを図って参ります。
8月16日のあゆみ祭りでは、マイボトル用給水機を設置する計画もあります。水分補給は熱中症対策として有効であるだけでなく、来場者にプラスチック問題を考える機会として捉えて頂き、理解の浸透につなげられることを期待しております。