和歌山県日高川町と「ゼロカーボンシティ実現に向けた プラスチックごみ削減の推進に関する協定」を締結


ウォータースタンド株式会社(以下当社)は、和歌山県日高川町と「ゼロカーボンシティ実現に向けたプラスチックごみ削減の推進に関する協定 (以下本協定)」を締結しました。
概要
- 締結日
- 2025年6月9日(月)
- 目的
- プラスチックごみの削減推進
内容
本協定は、日高川町と当社が連携・協力し、マイボトル等を利用できる環境を整備することで、ゼロカーボンシティの実現に向けて、地球規模での環境汚染をもたらしているプラスチックごみの削減推進を目的として締結するものです。
取り組みの第一段階として、日高川町役場本庁・中津支所・美山支所・川辺東小学校に浄水型ウォーターサーバー「ウォータースタンド」をマイボトル用の給水機として設置します。
これにより、町民・事業者と連携し、ペットボトル及び使い捨てプラスチック製品等の使用を抑制して参ります。
日高川町のこれまでの取り組み
日高川町は2021年11月29日に、和歌山県内で2例目となる「2050ゼロカーボンシティ」を宣言しました。以後、再生エネルギーの導入と森林吸収源の拡充を両軸とした二酸化炭素排出管理を進めています。
具体的には、太陽光発電・小水力等のポテンシャル調査を実施、アンケート調査、学校・地域でのCOOL CHOICE啓発、公共施設へのEV充電器整備などを通じた住民参加型の脱炭素行動の拡大に取り組んでいます。
また、プラスチックごみ削減に向けては、毎年9月頃に「日高川クリーン作戦」を実施し、住民参加型で河川・道路沿いの漂流プラスチックを回収しています。
ウォータースタンドについて
浄水型ウォーターサーバー「ウォータースタンド」は、ボトル不要でいつでもおいしい飲料水が使える利便性の高さと、運搬や使い捨て容器を必要としないエコな給水システムが支持され、子育て世帯を中心とした個人宅や、SDGs達成に取り組む法人、大学などに支持されています。
ウォータースタンド株式会社の取り組み
当社は使い捨てプラスチックボトル30億本の削減をミッションに掲げ、日高川町を含め全国の地方公共団体・教育委員会と「ボトルフリープロジェクト」を推進しています。
当社の「ボトルフリープロジェクト」は、誰もがアクセスできる水道水を活用し環境負荷が少ない給水スタンドを整備し、マイボトル活用を推進するものです。
本活動を通じて、使い捨てプラスチック削減・CO2排出抑制による地球温暖化の緩和と、水分補給による熱中症などの被害・健康増進による気候変動への適応の両立を実現します。
この取り組みへの協力をさまざまな組織・団体等に呼びかけながら、同様の取り組みを日本全国に拡大していきます。
ウォータースタンド株式会社が自治体と行う取り組み
ウォータースタンド株式会社は、使い捨てプラスチックボトル30億本の削減をミッションに掲げ、自治体と連携したさまざまな取り組みを実施しています。
公共施設への給水スポット設置
誰もが無料で給水できる「ウォータースタンド」の設置を拡大しています。
啓発活動
自治体と連携し、プラスチックごみ問題の深刻さやマイボトル利用のメリットについて、地域住民に知ってもらうための活動を行います。
マイボトル利用推進
マイボトル用給水機の利用を促し、ワンウェイプラスチック削減とマイボトルの普及を推進します。
住民の健康増進
マイボトル利用による水分補給は、地域住民の熱中症対策や健康増進にもつながります。
自治体との協定締結実績一覧
北海道・東北
関東
中部
近畿
中国・四国
九州・沖縄
※2025年9月現在
日高川町長 久留米 啓史様
日高川町では、ウォータースタンド株式会社との協定に基づき、公共施設3カ所、小学校1カ所にマイボトル専用のウォーターサーバーを設置しました。
本取り組みは、ペットボトルなど使い捨てプラスチック製品の削減を目的としたものであり、ゼロカーボンシティの実現に向けた重要な一歩であると考えております。
また、これから夏本番を迎えるにあたり、熱中症のリスクが高まる季節となります。
町民の皆様や来庁者の皆様が安全・快適に過ごしていただけるよう、ウォーターサーバーを活用したこまめな水分補給をぜひ心がけていただきたいと思います。
環境への配慮と健康への意識を両立するこの取り組みに、多くの皆様にご理解とご協力を賜れれば幸いです