大阪府大東市と「マイボトル普及促進によるプラスチックごみ削減の推進に関する協定」を締結


ウォータースタンド株式会社(以下当社)は、大東市と「マイボトル普及促進によるプラスチックごみ削減の推進に関する協定(以下本協定)」を締結しました。
概要
- 締結日
- 2025年3月27日(木)
- 目的
- マイボトルの普及促進を通じたプラスチックごみの削減と熱中症予防の推進
内容
本協定は、大東市と当社が連携・協力し、大東市におけるマイボトルを普及促進することにより、ペットボトル等の使い捨てプラスチック製品の使用を抑制するとともに、市民・企業等との連携による取り組みを推進し、地球温暖化対策やプラスチックごみ削減、熱中症予防に資することを目的として締結するものです。
本協定の下、公共施設などにマイボトル用給水機を設置し、ペットボトル等の使い捨てプラスチック製品の使用抑制とプラスチックごみ削減を推進します。
マイボトルへの給水を通じた意識浸透と行動変容に取り組み、持続可能な社会の実現に向けて協働するとともに、当社のこれまでの知見を活用し、地域一体で社会課題解決に貢献します。
大東市の環境政策
大東市は、2023年3月に「ゼロカーボンシティ」を宣言し、2050年を目途に二酸化炭素排出量実質ゼロを目指すことを表明しました。
2024年3月に策定した「大東市地球温暖化対策実行計画」では、2030年度までの温室効果ガス削減目標や具体的な取り組みを定めています。
さらに、再生可能エネルギーの導入目標の設定や、脱炭素につながる新しい豊かな暮らしの実現を目指す国民運動「デコ活」を推進することで、脱炭素社会の実現を目指しています。
大東市は、市民や大東市を含む事業者を対象とした取り組み目標を設定し、地域全体での温暖化対策を推進して進めていく方針です。
ウォータースタンドについて
浄水型ウォーターサーバー「ウォータースタンド」は、ボトル不要でいつでもおいしい飲料水が使える利便性の高さと、運搬や使い捨て容器を必要としないエコな給水システムが支持され、子育て世帯を中心とした個人宅や、SDGs達成に取り組む法人、大学などに支持されています。
ウォータースタンド株式会社の取り組み
当社は使い捨てプラスチックボトル30億本の削減をミッションに掲げ、大東市を含め全国の地方公共団体・教育委員会と「ボトルフリープロジェクト」を推進しています。
当社の「ボトルフリープロジェクト」は、誰もがアクセスできる水道水を活用し、環境負荷が少ない給水スタンドを整備し、マイボトル活用を推進するものです。
本活動を通じて、使い捨てプラスチック削減・CO2排出抑制による地球温暖化の緩和と、水分補給による熱中症などの被害・健康増進による気候変動への適応の両立を実現します。
この取り組みへの協力をさまざまな組織・団体等に呼びかけながら、同様の取り組みを日本全国に拡大していきます。
ウォータースタンド株式会社が自治体と行う取り組み
ウォータースタンド株式会社は、使い捨てプラスチックボトル30億本の削減をミッションに掲げ、自治体と連携したさまざまな取り組みを実施しています。
公共施設への給水スポット設置
誰もが無料で給水できる「ウォータースタンド」の設置を拡大しています。
啓発活動
自治体と連携し、プラスチックごみ問題の深刻さやマイボトル利用のメリットについて、地域住民に知ってもらうための活動を行います。
マイボトル利用推進
マイボトル用給水機の利用を促し、ワンウェイプラスチック削減とマイボトルの普及を推進します。
住民の健康増進
マイボトル利用による水分補給は、地域住民の熱中症対策や健康増進にもつながります。
自治体との協定締結実績一覧
北海道・東北
関東
中部
近畿
中国・四国
九州・沖縄
※2025年4月現在
大東市長 逢坂 伸子様
大東市では、2019年6月に「大東プラスチックごみゼロ宣言」、2023年2月に「大東市ゼロカーボンシティ宣言」、さらには2024年3月に大東市地球温暖化対策実行計画(区域施策編)を策定いたしました。今後、本市が旗振り役となり、脱炭素の取組を市内全域に推進してまいります。
その一環として、ウォータースタンド株式会社と協定を締結し、マイボトル用の給水スタンドを本市役所等に設置することで、市民の皆様にマイボトルの利用を促し、ペットボトル等プラスチックごみの削減と熱中症対策を目指してまいります。
本市は「寝屋川」、「恩智川」、「鍋田川」といった一級河川をはじめ、多くの河川と水路が張り巡らされた地形が特徴です。一方で、河川の浮遊ごみが本市の大きな課題となっており、今回の協定を通じて、マイボトルの普及によるプラスチックごみ削減の意識がさらに進み、河川の美化等、大東市の目指すより良い環境に寄与することを期待しています。