都道府県初 神奈川県と 「プラスチックごみ削減と脱炭素社会実現に関する連携協定」を締結

神奈川県知事 黒岩 祐治様、ウォータースタンド株式会社代表取締役社長 本多 均(画像は神奈川県提供)
(右より)神奈川県知事 黒岩 祐治様、ウォータースタンド株式会社代表取締役社長 本多 均(画像は神奈川県提供)

神奈川県:2023年5月30日(火)締結

ウォータースタンド株式会社(以下当社)は、2023年5月30日(火)に神奈川県(知事:黒岩 祐治)と「プラスチックごみ削減と脱炭素社会実現に関する協定」を締結したことをお知らせいたします。

神奈川県知事 黒岩 祐治様

正しく廃棄されなかったプラスチックによる海洋汚染は、現在、世界的な環境問題となっており、また、化石資源を原料としたプラスチックを焼却することは、地球温暖化の原因の一つになるなど、喫緊に対応すべき課題です。神奈川県では、これまで全国に先駆け「かながわプラごみゼロ宣言」を発表し、プラごみ削減の取組を進めてきました。

今回協定を締結しましたウォータースタンド株式会社は、本県のSDGsパートナー、プラごみゼロ宣言賛同企業でもあり、共に活動できることを心強く感じています。

本協定に基づく取組として早速、5月30日(ごみゼロの日)より県庁本庁舎1階に2台、新庁舎4階給湯室に1台のマイボトル用給水器を設置していただきました。今後は双方の強みを活かし、給水スポットの整備を通じてマイボトルの利用促進を全県的な取組の広がりにつなげていきたいと考えています。本県の「プラごみゼロ宣言」を実現するため、共に行動しましょう。

協定の概要

神奈川県は2018(平成30)年に「かながわプラごみゼロ宣言」を表明し、地球温暖化対策と廃棄物の削減に取り組んで来られました。また、2023(令和5)年3月に「神奈川県プラスチック資源循環推進等計画」を策定し限りある資源の有効活用を推進しています。

本協定は、2050年脱炭素社会の実現に向け、使い捨てプラスチック製品の使用抑制やプラスチックごみの削減を推進する神奈川県及び当社が連携、協力し、県内施設への給水機の設置や、マイボトル利用の促進を通じてライフスタイルの変革を呼び掛け、使い捨てプラスチック製品の使用抑制による温室効果ガスの削減やプラスチックによる環境汚染の防止等につなげることを目的としています。

神奈川県の環境政策

神奈川県は2016(平成28)から2025(令和7)年度の10年間を計画期間とする「神奈川県環境基本計画」において「次世代につなぐ、いのち輝く環境づくり」を基本目標に、「持続可能な社会の形成」、「豊かな地域環境の保全」、「神奈川のチカラとの協働・連携」の3つの施策を策定し、ライフスタイルの転換による脱炭素社会の実現に向けた取り組みを進めています。

こうした施策の推進に向け、神奈川県はLINE公式アカウント「かながわプラごみゼロ情報」を開設し、プラごみ削減に関するイベント情報や事業者の取組、クリーン活動の情報などを発信することで、県民や事業者など様々な主体による環境負荷軽減の取り組みを推進されています。

神奈川県と当社は、地球環境問題が共に取り組むべき課題という共通認識の下、マイボトル利用環境の整備促進によるライフスタイルの変革を目的とする協定を締結し、マイボトルに給水できるウォータースタンドを設置し、意識浸透と行動変容との両面で持続可能な社会の実現に向け協働して参ります。同時に、当社のこれまでの知見を活用し未来の世代を含めて地域と一体で社会課題解決に寄与して参ります。

給水スポット

ウォータースタンドの使い捨てプラスチックボトル削減に向けた取り組み

当社は使い捨てプラスチックボトル30億本の削減をミッションに掲げ、全国の地方公共団体・教育委員会と「ボトルフリープロジェクト」を推進しています。

使い捨てプラスチックボトル30億本の削減目標を掲げる当事業では、給水スポットの整備などにより水を無料提供するだけでなく、設置者と連携しプラスチックごみ削減の意義について普及啓発するなどマイボトル利用者の拡大を図っています。

また、昨今頻発する猛暑・酷暑などの地球温暖化に起因するとみられる気象現象に対しても、マイボトルに給水することで地域住民の健康維持・熱中症回避に役立てることを目的としています。

2021年10月には、廃棄物等の3R(リデュース:発生抑制・リユース:再使用・リサイクル:再資源化)に率先して取り組み、資源の有効利用、環境への負荷の低減に継続的な活動を通じて顕著な実績を挙げている「個人・グループ・学校」及び「事業所・地方公共団体等」に対して行われる「令和3年度リデュース・リユース・リサイクル推進功労者等表彰」においてリデュース・リユース・リサイクル推進協議会会長賞を受賞しました。

ウォータースタンド株式会社が自治体と行う取り組み

ウォータースタンド株式会社は、使い捨てプラスチックボトル30億本の削減をミッションに掲げ、自治体と連携したさまざまな取り組みを実施しています。

公共施設への給水スポット設置

誰もが無料で給水できる「ウォータースタンド」の設置を拡大しています。

啓発活動

自治体と連携し、プラスチックごみ問題の深刻さやマイボトル利用のメリットについて、地域住民に知ってもらうための活動を行います。

マイボトル利用推進

マイボトル用給水機の利用を促し、ワンウェイプラスチック削減とマイボトルの普及を推進します。

住民の健康増進

マイボトル利用による水分補給は、地域住民の熱中症対策や健康増進にもつながります。

sdgs

自治体との協定締結実績一覧

※2024年10月現在

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