滋賀県近江八幡市と「マイボトル等で利用できる給水器の設置及び熱中症対策に関する協定」を締結

内容

本協定は、近江八幡市と当社との連携・協力の下、マイボトル等で利用できる給水器を設置し、ライフスタイルの転換とその定着を図り、使い捨てプラスチックごみの削減や熱中症対策などの社会課題に対する理解促進と解決に向けた機運醸成を図ることを目的として締結するものです。

本協定の下、地球温暖化の緩和に向けて、同市の公共施設等にマイボトル対応型の給水器(ウォーターサーバー)を設置し、ペットボトル及び使い捨てプラスチック製品等の使用抑制とプラスチックごみ削減を推進します。

マイボトルへの給水を通じた環境意識啓発と行動変容に取り組み、持続可能な社会の実現に向けて協働するとともに、当社のこれまでの知見を活用し、地域一体で社会課題解決に寄与して参ります。

近江八幡市の環境政策

近江八幡市は2022（令和4）年に近江八幡市環境基本計画を改定し、「自然との共生、歴史と文化を次世代につなぐ 持続可能な『水・緑・くらし』」を望ましい環境像として掲げています。

同計画「第2次近江八幡市環境基本計画」では、生物多様性の保全、歴史・文化景観の維持、循環型社会の形成、ゼロカーボンシティの実現、市民の健康な暮らしを支える水環境や生活環境の保全の5つの基本方針を設定しています。

また、2021（令和3）年7月に気候非常事態宣言を行い、2050年までの二酸化炭素排出実質ゼロを目指すなど、地球温暖化対策にも積極的です。これらの取り組みは、定期的な評価・検証を通じて進行管理されており、持続可能な地域社会の実現に向けた不断の努力が続けられています。

ウォータースタンドについて

浄水型ウォーターサーバー「ウォータースタンド」は、ボトル不要でいつでもおいしい飲料水が使える利便性の高さと、運搬や使い捨て容器を必要としないエコな給水システムが支持され、子育て世帯を中心とした個人宅や、SDGs達成に取り組む法人、大学などに支持されています。

ウォータースタンド株式会社の取り組み

当社は使い捨てプラスチックボトル30億本の削減をミッションに掲げ、近江八幡市を含め全国の地方公共団体・教育委員会と「ボトルフリープロジェクト」を推進しています。

当社の「ボトルフリープロジェクト」は、誰もがアクセスできる水道水を活用し環境負荷が少ない給水スタンドを整備し、マイボトル活用を推進するものです。

本活動を通じて、使い捨てプラスチック削減・CO2排出抑制による地球温暖化の緩和と、水分補給による熱中症などの被害・健康増進による気候変動への適応の両立を実現します。

この取り組みへの協力をさまざまな組織・団体等に呼びかけながら、同様の取り組みを日本全国に拡大していきます。