神奈川県横須賀市と 「ゼロカーボンシティ推進に関する協定」を締結
神奈川県横須賀市:2022年6月27日(月)締結
ウォータースタンド株式会社(以下当社)は、2022年6月27日(月)に神奈川県横須賀市(市長:上地 克明)と「ゼロカーボンシティ推進に関する協定」を締結したことをお知らせいたします。
協定の概要
横須賀市は、上位計画である「YOKOSUKAビジョン2030」(横須賀市基本構想・基本計画)が、環境分野の未来像として掲げる「『自分ごと』の意識が未来を守るまち」を実現する分野別計画として2022(令和4)年3月に「横須賀市環境基本計画2030」を策定されています。同計画におけるリーディングプロジェクトには、海洋プラスチックごみ対策に寄与し循環型社会に構築を進めるための取り組みとして、プラスチックごみに焦点を当てた「プラスチックスマート推進プロジェクト」が盛り込まれ、マイボトルなどの使用によるプラスチック製品の使用抑制が推進されています。また、同プロジェクトでは、環境教育・環境学習を展開するにあたり海洋プラスチックごみ問題をきっかけとした意識醸成も計画されています。
当社は、これまでの同市の取組みをさらに推し進めるため、当協定締結の下、市内各所の公共施設にマイボトルへの給水が可能なウォータースタンドを設置します。また、マイボトルなどのリユース可能な容器の活用を通じたワンウェイプラスチック製品の使用抑制について市民及び事業者との連携を図り、地球環境の維持と改善を図って参ります。
横須賀市の「ゼロカーボンシティよこすか」に向けた取り組み
横須賀市は、「ゼロカーボンシティよこすか 2050アクションプラン」の「脱炭素社会をめざして一人ひとりが賢く選択し、快適に暮らすまち」における市民生活のイメージで、取組みの一つに「ごみ減量・リサイクルへの参加」を掲げています。ごみを減らすことは廃棄物処理量の削減やCO2削減やエネルギー削減等につながり気候変動の影響を緩和するほか、地球温暖化に伴う気温上昇による熱中症の患者数増加を回避する観点でリユース可能なマイボトルなどの利用は循環型都市の形成に寄与します。
当社は、同市の取組みを後押しすべく公共施設にウォータースタンドを設置し、全世界的な喫緊の課題である地球温暖化や海洋プラスチックごみ問題解決に向け協働して参ります。同時に、当社のこれまでの知見を活用し住民や事業者らと連携を深め、地域と一体となり社会課題解決に寄与して参ります。
ウォータースタンドの使い捨てプラスチックボトル削減に向けた取り組み
当社は使い捨てプラスチックボトル30億本の削減をミッションに掲げ、全国の地方公共団体・教育委員会と「ボトルフリープロジェクト」を推進しています。
使い捨てプラスチックボトル30億本の削減目標を掲げる当事業では、給水スポットの整備などにより水を無料提供するだけでなく、設置者と連携しプラスチックごみ削減の意義について普及啓発するなどマイボトル利用者の拡大を図っています。
また、昨今頻発する猛暑・酷暑などの地球温暖化に起因するとみられる気象現象に対しても、マイボトルに給水することで地域住民の健康維持・熱中症回避に役立てることを目的としています。
2021年10月には、廃棄物等の3R(リデュース:発生抑制・リユース:再使用・リサイクル:再資源化)に率先して取り組み、資源の有効利用、環境への負荷の低減に継続的な活動を通じて顕著な実績を挙げている「個人・グループ・学校」及び「事業所・地方公共団体等」に対して行われる「令和3年度リデュース・リユース・リサイクル推進功労者等表彰」においてリデュース・リユース・リサイクル推進協議会会長賞を受賞しました。
ウォータースタンド株式会社が自治体と行う取り組み
ウォータースタンド株式会社は、使い捨てプラスチックボトル30億本の削減をミッションに掲げ、自治体と連携したさまざまな取り組みを実施しています。
公共施設への給水スポット設置
誰もが無料で給水できる「ウォータースタンド」の設置を拡大しています。
啓発活動
自治体と連携し、プラスチックごみ問題の深刻さやマイボトル利用のメリットについて、地域住民に知ってもらうための活動を行います。
マイボトル利用推進
マイボトル用給水機の利用を促し、ワンウェイプラスチック削減とマイボトルの普及を推進します。
住民の健康増進
マイボトル利用による水分補給は、地域住民の熱中症対策や健康増進にもつながります。
自治体との協定締結実績一覧
北海道・東北
関東
中部
近畿
中国・四国
九州・沖縄
※2024年10月現在
ウォータースタンドへの
お問い合わせ
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横須賀市長 上地 克明様
横須賀市は、2021(令和3)年1月に「横須賀市ゼロカーボンシティ宣言」をし、同年10月には「地球を守れ 横須賀ゼロカーボン推進条例」を制定しました。また、これらの宣言や条例制定を踏まえ、2022(令和4)年度から新たな「ゼロカーボンシティよこすか 2050アクションプラン」を策定しました。
地球規模の問題ではあるものの、これらの課題に対応していくためには、まずは一人ひとりがこの問題を「自分ごと」として捉える必要があります。
本市の取り組みと御社の提供するウォーターサーバーによって環境問題の啓発を推進し、市民一人ひとりがマイボトルを持つことが当たり前となり、ペットボトルの使用量削減や廃プラスチックの発生を抑制することで、温室効果ガスの排出量を実質ゼロにするアクションの一助となることを期待しています。