北海道札幌市と「ゼロカーボンシティの実現に向けたライフスタイルの変革に関する連携協定」を締結
北海道札幌市:2023年2月28日(火)締結
ウォータースタンド株式会社(以下当社)は、2023年2月28日(火)に北海道札幌市(市長:秋元 克広)と「ゼロカーボンシティの実現に向けたライフスタイルの変革に関する連携協定」を締結したことをお知らせいたします。
協定の概要
札幌市では、「ゼロカーボン北海道」という全道を挙げた大きな目標に向かって、2050年までに市内の温室効果ガス排出量を実質ゼロとするゼロカーボンシティ実現に向けた目標を掲げています。この目標の達成には、日常生活や事業活動における意識の醸成や普及啓発が重要であり、市民及び事業者のライフスタイルの変革が不可欠です。
本協定では、札幌市及び当社が連携、協力し、市有施設及び民間施設への給水機の設置や、マイボトル利用の促進を通じてライフスタイルの変革を呼び掛け、使い捨てプラスチック製品の使用抑制による温室効果ガスの削減やプラスチックによる環境汚染の防止等につなげることを目的としています。
札幌市の環境政策
札幌市は、望ましい環境像を「次世代の子どもたちが笑顔で暮らせる持続可能な都市 環境首都・SAPPORO※」とし、環境に配慮した施策・事業を住民・事業者・滞在者と共に展開されています。2018年度から2030年度を計画期間とする「第2次札幌市環境基本計画」では、循環型社会の実現をはじめ、気候変動の影響による異常気象等への対応や生物多様性に配慮した景観形成、幅広い世代における環境教育・学習の推進などが率先して取り組む方向として示されています。
同市と当社は、地球環境問題が共に取り組むべき課題という共通認識の下、マイボトル利用環境の整備促進によるライフスタイルの変革を目的とする協定を締結し、マイボトルに給水できるウォータースタンドを設置し、意識浸透と行動変容との両面で持続可能な社会の実現に向け協働して参ります。同時に、当社のこれまでの知見を活用し未来の世代を含めて地域と一体で社会課題解決に寄与して参ります。
※1つめの“O”はスマイルを表現
ウォータースタンドの使い捨てプラスチックボトル削減に向けた取り組み
当社は使い捨てプラスチックボトル30億本の削減をミッションに掲げ、全国の地方公共団体・教育委員会と「ボトルフリープロジェクト」を推進しています。
使い捨てプラスチックボトル30億本の削減目標を掲げる当事業では、給水スポットの整備などにより水を無料提供するだけでなく、設置者と連携しプラスチックごみ削減の意義について普及啓発するなどマイボトル利用者の拡大を図っています。
また、昨今頻発する猛暑・酷暑などの地球温暖化に起因するとみられる気象現象に対しても、マイボトルに給水することで地域住民の健康維持・熱中症回避に役立てることを目的としています。
2021年10月には、廃棄物等の3R(リデュース:発生抑制・リユース:再使用・リサイクル:再資源化)に率先して取り組み、資源の有効利用、環境への負荷の低減に継続的な活動を通じて顕著な実績を挙げている「個人・グループ・学校」及び「事業所・地方公共団体等」に対して行われる「令和3年度リデュース・リユース・リサイクル推進功労者等表彰」においてリデュース・リユース・リサイクル推進協議会会長賞を受賞しました。
ウォータースタンド株式会社が自治体と行う取り組み
ウォータースタンド株式会社は、使い捨てプラスチックボトル30億本の削減をミッションに掲げ、自治体と連携したさまざまな取り組みを実施しています。
公共施設への給水スポット設置
誰もが無料で給水できる「ウォータースタンド」の設置を拡大しています。
啓発活動
自治体と連携し、プラスチックごみ問題の深刻さやマイボトル利用のメリットについて、地域住民に知ってもらうための活動を行います。
マイボトル利用推進
マイボトル用給水機の利用を促し、ワンウェイプラスチック削減とマイボトルの普及を推進します。
住民の健康増進
マイボトル利用による水分補給は、地域住民の熱中症対策や健康増進にもつながります。
自治体との協定締結実績一覧
北海道・東北
関東
中部
近畿
中国・四国
九州・沖縄
※2024年10月現在
ウォータースタンドへの
お問い合わせ
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札幌市長 秋元 克広様
札幌市は、「ゼロカーボン北海道」という全道を挙げた大きな目標に向かって2050年までに市内から排出される温室効果ガスを実質ゼロとする、ゼロカーボンシティを目指しています。
本年4月15日、16日の2日間には、札幌市で「G7札幌 気候・エネルギー・環境大臣会合」が開催されます。これを機に、ゼロカーボンシティの実現に向けた取組を加速化していきたいと考えています。
この度ウォータースタンド株式会社と締結した協定は、ゼロカーボンシティの実現に向け、市民や事業者のみなさまのライフスタイルの変革を目的に、札幌市内においてマイボトル等で利用できる給水スポットの設置を促進するものです。同社は、これまで全国 57※の自治体と協定を結び、公共施設や民間施設への給水スタンド設置に協力しマイボトルを携帯する新しい文化を創ることで、気候変動やプラスチックによる環境問題の解決に取り組んでいます。
本協定の下、札幌市役所本庁舎をはじめとする市有施設5か所にウォーターサーバーを設置し、市民や事業者のみなさまにマイボトルの利用を呼びかけ、ライフスタイルの変革につなげてまいります。本市は、2018年に国から「SDGs未来都市」に選定され、持続可能な社会の実現に向けて率先して取り組んでいます。より良い札幌の未来を目指すパートナーとして、互いの強みを生かしながら、持続可能で豊かなまちづくりを進めていくことを期待しています。
※2022年12月末時点。