滋賀県との「プラスチックごみ削減の推進に関する連携協定」締結と「しがプラスチックごみ削減行動宣言」への賛同

滋賀県知事 三日月 大造様、ウォータースタンド株式会社代表取締役社長 本多 均
(左より)滋賀県知事 三日月 大造様、ウォータースタンド株式会社代表取締役社長 本多 均

滋賀県:2023年9月26日(火)締結

ウォータースタンド株式会社(以下当社)は、2023年9月26日(火)に滋賀県(知事:三日月 大造)と「プラスチックごみ削減の推進に関する連携協定」を締結しました。同様の協定締結は滋賀県が全国で78例目となり、都道府県との協定締結は西日本で初めてとなります。

また、同日「しがプラスチックごみ削減行動宣言」を行いましたことをお知らせいたします。

滋賀県知事 三日月 大造様

滋賀県では、プラスチックごみが及ぼす幅広い課題に対応するため、県民に対し、ライフスタイルを見直し、マイボトルの持参などプラごみ削減に向けた実践行動のチャレンジを後押しするため、令和5年10月から「しがプラスチックチャレンジプロジェクト」を実施しています。

そのような折に、ウォータースタンド株式会社との協定によりペットボトル等の使い捨てプラスチック製品の使用を抑制するとともに、プラスチックごみ削減の推進に向けた普及啓発等に一緒に取り組んでいくこととなり、大変心強く、ありがたく思います。

ウォータースタンド株式会社は、ボトルフリープロジェクトを通じてマイボトルを携帯するライフスタイルの提案をされ、同時に自治体等と連携して給水スタンドを設置されることでプラスチックごみの排出抑制に貢献しています。

本県のプロジェクトの実施に際して、ウォータースタンド株式会社に設置いただいた給水機を活用し、マイボトルの携帯率の向上を図るとともに、引き続きプラスチックごみ削減への連携を深めつつ、SDGsの目標達成にも貢献できるよう取組を進めてまいります。

協定の概要

本協定はプラスチック問題に対する共通認識のもと、地球温暖化や海洋プラスチックごみ問題の解決に向けてプラスチックごみの削減推進を目的とし、様々な主体との連携による取組を広げていくことを滋賀県と当社の共通の目的として協定を締結します。

今後は、マイボトル用給水機の活用や、使い捨てプラスチック製品の使用抑制およびプラスチックごみの削減推進の啓発事業の実施などを通じてライフスタイルの変革を呼び掛け、温室効果ガスの削減や環境汚染の防止等につなげて参ります。

滋賀県の「しがプラスチックごみ削減行動宣言」について

滋賀県はこれまで、事業者、団体および行政で構成する「滋賀県買い物ごみ・食品ロス削減推進協議会」で「レジ袋削減の取組に関する協定」(以下、「レジ袋削減協定」という。)を締結し、レジ袋の無料配布中止等の取組を実施してこられました。2020(令和2)年7月からレジ袋の有料化が全国で義務化されたことや、2022(同4)年4月に施行されたプラスチック資源循環促進法に基づく使い捨てプラスチックの使用の合理化等を踏まえて、新たにレジ袋以外のプラスチックごみ削減の取組についても盛り込んだ内容で、2023(令和5)年9月に「しがプラスチックごみ削減行動宣言」として協定を改定されています。

同宣言は、レジ袋および使い捨てプラスチック製品の利用や提供を行う事業者が、事業活動に伴うプラスチックごみの発生抑制等を独自の取組により推進し自ら実践することを目的としています。当社は将来に向けて良好な環境の確保に取り組むため、同宣言に賛同し、使い捨てプラスチックの削減に取り組んで参ります。

しがプラスチックごみ削減行動

滋賀県と当社は、地球環境問題が共に取り組むべき課題という共通認識の下、マイボトル利用環境の整備促進によるライフスタイルの変革を目的としてマイボトルに給水できるウォータースタンドを設置し、使い捨てプラスチックボトルの削減を通じて意識浸透と行動変容との両面で持続可能な社会の実現に向け協働して参ります。同時に、当社のこれまでの知見を活用し未来の世代を含めて地域と一体で社会課題解決に寄与して参ります。

ウォータースタンドの使い捨てプラスチックボトル削減に向けた取り組み

当社は使い捨てプラスチックボトル30億本の削減をミッションに掲げ、全国の地方公共団体・教育委員会と「ボトルフリープロジェクト」を推進しています。

使い捨てプラスチックボトル30億本の削減目標を掲げる当事業では、給水スポットの整備などにより水を無料提供するだけでなく、設置者と連携しプラスチックごみ削減の意義について普及啓発するなどマイボトル利用者の拡大を図っています。

また、昨今頻発する猛暑・酷暑などの地球温暖化に起因するとみられる気象現象に対しても、マイボトルに給水することで地域住民の健康維持・熱中症回避に役立てることを目的としています。

2021年10月には、廃棄物等の3R(リデュース:発生抑制・リユース:再使用・リサイクル:再資源化)に率先して取り組み、資源の有効利用、環境への負荷の低減に継続的な活動を通じて顕著な実績を挙げている「個人・グループ・学校」及び「事業所・地方公共団体等」に対して行われる「令和3年度リデュース・リユース・リサイクル推進功労者等表彰」においてリデュース・リユース・リサイクル推進協議会会長賞を受賞しました。

ウォータースタンド株式会社が自治体と行う取り組み

ウォータースタンド株式会社は、使い捨てプラスチックボトル30億本の削減をミッションに掲げ、自治体と連携したさまざまな取り組みを実施しています。

公共施設への給水スポット設置

誰もが無料で給水できる「ウォータースタンド」の設置を拡大しています。

啓発活動

自治体と連携し、プラスチックごみ問題の深刻さやマイボトル利用のメリットについて、地域住民に知ってもらうための活動を行います。

マイボトル利用推進

マイボトル用給水機の利用を促し、ワンウェイプラスチック削減とマイボトルの普及を推進します。

住民の健康増進

マイボトル利用による水分補給は、地域住民の熱中症対策や健康増進にもつながります。

sdgs

自治体との協定締結実績一覧

※2024年10月現在

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