埼玉県川口市と 「プラスチックごみ削減の推進に関する連携協定」を締結
埼玉県川口市:2022年8月2日(火)締結
ウォータースタンド株式会社(以下当社)は、2022年8月2日(火)に埼玉県川口市(市長:奥ノ木 信夫)と「プラスチックごみ削減の推進に関する連携協定」を締結したことをお知らせいたします。
協定の概要
川口市は、世界的に脱プラスチックの動きが活発化した2019(令和元)年度に「脱プラスチックに向けた川口市の取組み」を策定し、プラスチックごみ削減に取り組んで来られました。また、カーボンニュートラルの実現を目指して、地球温暖化対策やごみの減量を推進されています。
当社はこれまでの同市の取組みをさらに推し進めるため、当協定締結の下、市内各所の公共施設にマイボトルへの給水が可能なウォータースタンドを設置します。また、マイボトルなどのリユース可能な容器の活用を通じたワンウェイプラスチック製品の使用抑制について市民及び事業者との連携を図り、地球環境の維持と改善を図って参ります。
川口市の環境政策
川口市は、「第3次川口市環境基本計画」や「川口市地球温暖化対策実行計画」に基づいて各種の施策を実施し、環境の保全や地球温暖化対策を推進されています。
また、プラスチック製容器包装の回収やレジ袋削減などには先導的に取り組まれており、2019(令和元)年度からは市が率先して使い捨てプラスチック製品の使用を抑制し、脱プラスチックに向けた意識啓発をされています。
当社は、同市の取組みを後押しすべく公共施設にウォータースタンドを設置し、全世界的な喫緊の課題である地球温暖化や海洋プラスチックごみ問題解決に向け協働して参ります。同時に、当社のこれまでの知見を活用し住民や事業者らと連携を深め、地域と一体となり社会課題解決に寄与して参ります。
ウォータースタンドの使い捨てプラスチックボトル削減に向けた取り組み
当社は使い捨てプラスチックボトル30億本の削減をミッションに掲げ、全国の地方公共団体・教育委員会と「ボトルフリープロジェクト」を推進しています。
使い捨てプラスチックボトル30億本の削減目標を掲げる当事業では、給水スポットの整備などにより水を無料提供するだけでなく、設置者と連携しプラスチックごみ削減の意義について普及啓発するなどマイボトル利用者の拡大を図っています。
また、昨今頻発する猛暑・酷暑などの地球温暖化に起因するとみられる気象現象に対しても、マイボトルに給水することで地域住民の健康維持・熱中症回避に役立てることを目的としています。
2021年10月には、廃棄物等の3R(リデュース:発生抑制・リユース:再使用・リサイクル:再資源化)に率先して取り組み、資源の有効利用、環境への負荷の低減に継続的な活動を通じて顕著な実績を挙げている「個人・グループ・学校」及び「事業所・地方公共団体等」に対して行われる「令和3年度リデュース・リユース・リサイクル推進功労者等表彰」においてリデュース・リユース・リサイクル推進協議会会長賞を受賞しました。
ウォータースタンド株式会社が自治体と行う取り組み
ウォータースタンド株式会社は、使い捨てプラスチックボトル30億本の削減をミッションに掲げ、自治体と連携したさまざまな取り組みを実施しています。
公共施設への給水スポット設置
誰もが無料で給水できる「ウォータースタンド」の設置を拡大しています。
啓発活動
自治体と連携し、プラスチックごみ問題の深刻さやマイボトル利用のメリットについて、地域住民に知ってもらうための活動を行います。
マイボトル利用推進
マイボトル用給水機の利用を促し、ワンウェイプラスチック削減とマイボトルの普及を推進します。
住民の健康増進
マイボトル利用による水分補給は、地域住民の熱中症対策や健康増進にもつながります。
自治体との協定締結実績一覧
北海道・東北
関東
中部
近畿
中国・四国
九州・沖縄
※2024年10月現在
ウォータースタンドへの
お問い合わせ
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川口市長 奥ノ木 信夫様
川口市は、2022(令和4)年3月に「ゼロカーボンシティ」を表明し、2050年カーボンニュートラルの実現に向けて取り組んでいます。こうしたなか、焼却処理により多くの温室効果ガスを排出するプラスチックごみの削減は、海洋プラスチックごみ問題とも関連して重要な課題となっています。
この度、ウォータースタンド株式会社と協力して公共施設に給水機を設置し、マイボトルの利用を促していくことは、ペットボトル等の使い捨てプラスチック製品の使用抑制をさらに進めるものと期待しています。
今回の協定により、多くの自治体と連携するウォータースタンド株式会社の知見を活用させていただきながら、引き続きプラスチックごみ削減を推進して「さらなる選ばれるまち」となるよう全力で取り組んで参ります。