長野県岡谷市と「プラスチックごみの削減とゼローボンシティの実現に向けた協定」を 締結


ウォータースタンド株式会社(以下当社)は、岡谷市と「プラスチックごみの削減とゼロカーボンシティの実現に向けた協定(以下本協定)」を締結しました。
概要
- 締結日
- 2025年4月3日(木)
- 目的
- 使い捨てプラスチック製品の使用抑制とプラスチックごみ削減の推進
内容
本協定は、岡谷市と当社が連携・協力し、地球規模での海洋汚染をもたらしているプラスチックごみ問題の解決に向けて、住民・事業者との連携によりプラスチックごみの削減を推進することを目的として締結するものです。
本協定の下、プラスチックごみの削減に向けた率先行動として同市の公共施設に「マイボトル対応型の給水機(ウォーターサーバー)」を設置し、ペットボトル等の使い捨てプラスチック製品の使用抑制とプラスチックごみ削減を推進します。
マイボトルへの給水を通じた意識浸透と行動変容に取り組み、持続可能な社会の実現に向けて協働するとともに、当社のこれまでの知見を活用し、地域一体で社会課題解決に寄与して参ります。
岡谷市の環境政策
岡谷市は、2022年3月に「2050年 岡谷市ゼロカーボンシティ宣言」を発出し、2050年までに二酸化炭素排出量実質ゼロを目指しています。
さらに、「第2次岡谷市地球温暖化対策実行計画」を策定し、2030年度までに温室効果ガス排出量を2013年度比で33.3%削減する目標を設定しています。
岡谷市は住民、事業者、行政が一体となって持続可能な社会の実現に取り組み、これらの目標達成に向けた「ゼロカーボン普及啓発事業」を推進しています。
同事業では、エコドライブ推進事業所の登録や環境教育コーディネート、地球温暖化防止啓発などを展開し、地球温暖化に対する住民や市内事業者の意識向上が図られています。
ウォータースタンドについて
浄水型ウォーターサーバー「ウォータースタンド」は、ボトル不要でいつでもおいしい飲料水が使える利便性の高さと、運搬や使い捨て容器を必要としないエコな給水システムが支持され、子育て世帯を中心とした個人宅や、SDGs達成に取り組む法人、大学などに支持されています。
ウォータースタンド株式会社の取り組み
当社は使い捨てプラスチックボトル30億本の削減をミッションに掲げ、岡谷市を含め全国の地方公共団体・教育委員会と「ボトルフリープロジェクト」を推進しています。
当社の「ボトルフリープロジェクト」は、誰もがアクセスできる水道水を活用し環境負荷が少ない給水スタンドを整備し、マイボトル活用を推進するものです。
本活動を通じて、使い捨てプラスチック削減・CO2排出抑制による地球温暖化の緩和と、水分補給による熱中症などの被害・健康増進による気候変動への適応の両立を実現します。
この取り組みへの協力をさまざまな組織・団体等に呼びかけながら、同様の取り組みを日本全国に拡大していきます。
ウォータースタンド株式会社が自治体と行う取り組み
ウォータースタンド株式会社は、使い捨てプラスチックボトル30億本の削減をミッションに掲げ、自治体と連携したさまざまな取り組みを実施しています。
公共施設への給水スポット設置
誰もが無料で給水できる「ウォータースタンド」の設置を拡大しています。
啓発活動
自治体と連携し、プラスチックごみ問題の深刻さやマイボトル利用のメリットについて、地域住民に知ってもらうための活動を行います。
マイボトル利用推進
マイボトル用給水機の利用を促し、ワンウェイプラスチック削減とマイボトルの普及を推進します。
住民の健康増進
マイボトル利用による水分補給は、地域住民の熱中症対策や健康増進にもつながります。
自治体との協定締結実績一覧
北海道・東北
関東
中部
近畿
中国・四国
九州・沖縄
※2025年4月現在
岡谷市長 早出 一真様
岡谷市は「2050年岡谷市ゼロカーボンシティ宣言」に基づき、カーボンニュートラルの実現を目指し、さまざまな施策を推進しています。
この度の協定締結により、マイボトルの普及促進が期待され、地球規模での海洋汚染をもたらしているプラスチックごみの削減を推進できると考えます。
今年度より、岡谷市ではペットボトルの水平リサイクルを実施いたしますが、3Rのひとつであるリデュースが最も重要であることに変わりありません。
本市としても、この事業を広く周知し、多くの市民の皆様にマイボトル用給水機をご利用いただくことで、ごみの減量とゼロカーボンシティの実現を目指してまいります。