東京都東村山市と 「プラスチックごみ削減の推進に関する協定」を締結

東京都東村山市:2022年9月20日(火)締結

ウォータースタンド株式会社(以下当社)は、2022年9月20日(火)に東京都東村山市(市長:渡部 尚)と「プラスチックごみ削減の推進に関する協定」を締結したことをお知らせいたします。

東村山市長 渡部 尚様

近年、プラスチックごみが海の生態系に深刻なダメージを与え、地球規模の問題として危惧されています。安価で加工しやすく耐久性に優れたプラスチックは私達の生活に様々な形で広く利用され、なくてはならないものとして普及しています。

しかしながら、一方でそのプラスチックの長所は、ごみになった途端に大きな欠点となってしまいます。プラスチックは自然に戻らず、私達が使ったペットボトルやレジ袋が適正に処理されず、海に流出することで海は汚れ、美しい浜辺が喪失し、漁業への影響も深刻となっています。

東村山市は「1人1日当たりのごみ排出量」の少なさ及び「リサイクル率」(人口10万人以上50万人未満の全国市町村の部)の高さで全国10位以内をキープするなど、市民の皆さんのごみ減量への意識が非常に高いところです。更なるごみの減量、そして環境改善に向け、市民の皆さんと一体となって取り組んで行ける施策を検討していたところ、縁あって水道直結式ウォーターサーバーのレンタル事業を行っているウォータースタンド株式会社と協定を締結するに至りました。

今回の協定に基づき、同社には市民の皆さんに無料で利用できる給水機をご提供いただき、市内5か所の公共施設に設置いたします。今後、市民の皆さんの声を伺いながら設置場所を増やすことも検討しております。

市民のみなさんにはこれをきっかけに、ぜひマイボトルを持参していただき、給水機を積極的にご利用いただくことで、使い捨てプラスチック削減という目標に向かって、共に歩んでいきたいと考えております。

協定の概要

東村山市は、2021(令和3)年度から2030(令和12)年度までの10年間を計画期間とする「東村山市第5次一般廃棄物処理基本計画」を策定し、地球環境にやさしい持続可能な循環型社会づくりの実現に向け取り組みを推進されています。

同基本計画では、地球にやさしい社会づくりに向けて大量生産・大量消費・大量廃棄のライフスタイルの見直しや、地球温暖化対策、プラスチックごみの削減などが盛り込まれ、環境学習・環境教育の推進や市民・市民団体・事業者との協働によって施策の実現が志向されています。

東村山市と当社は、市内施設に給水環境を整備しマイボトルの利用促進を図ることで、使い捨てプラスチック製品の発生抑制と市民・事業者との連携による取り組みの拡大を目的として協定を締結いたします。マイボトルへの給水が可能なウォータースタンドを市内施設に設置し、リユース可能な容器を活用することを通じて地球環境に配慮した活動の拡大を図って参ります。

東村山市の環境政策

東村山市は、全国の同規模自治体と比較すると1人1日あたりのごみの排出量は第8位の少なさ、リサイクル率は第6位の高さとなっています(環境省「一般廃棄物処理事業実態調査」平成30年度統計による)。リユース可能なマイボトルを利用し、ワンウェイプラスチック製品の使用を抑制することは、同市のごみ処理における基本理念である、限りある資源の未来への継承と、環境負荷の少ない持続可能な循環型社会の実現に寄与します。

当社は、同市との協定締結の下、マイボトルに給水できるウォータースタンドを設置し、持続可能な社会の実現に向け、意識浸透と行動変容との両面で協働して参ります。同時に、当社のこれまでの知見を活用し未来の世代を含めて地域と一体で社会課題解決に寄与して参ります。

ウォータースタンドの使い捨てプラスチックボトル削減に向けた取り組み

当社は使い捨てプラスチックボトル30億本の削減をミッションに掲げ、全国の地方公共団体・教育委員会と「ボトルフリープロジェクト」を推進しています。

使い捨てプラスチックボトル30億本の削減目標を掲げる当事業では、給水スポットの整備などにより水を無料提供するだけでなく、設置者と連携しプラスチックごみ削減の意義について普及啓発するなどマイボトル利用者の拡大を図っています。

また、昨今頻発する猛暑・酷暑などの地球温暖化に起因するとみられる気象現象に対しても、マイボトルに給水することで地域住民の健康維持・熱中症回避に役立てることを目的としています。

2021年10月には、廃棄物等の3R(リデュース:発生抑制・リユース:再使用・リサイクル:再資源化)に率先して取り組み、資源の有効利用、環境への負荷の低減に継続的な活動を通じて顕著な実績を挙げている「個人・グループ・学校」及び「事業所・地方公共団体等」に対して行われる「令和3年度リデュース・リユース・リサイクル推進功労者等表彰」においてリデュース・リユース・リサイクル推進協議会会長賞を受賞しました。

ウォータースタンド株式会社が自治体と行う取り組み

ウォータースタンド株式会社は、使い捨てプラスチックボトル30億本の削減をミッションに掲げ、自治体と連携したさまざまな取り組みを実施しています。

公共施設への給水スポット設置

誰もが無料で給水できる「ウォータースタンド」の設置を拡大しています。

啓発活動

自治体と連携し、プラスチックごみ問題の深刻さやマイボトル利用のメリットについて、地域住民に知ってもらうための活動を行います。

マイボトル利用推進

マイボトル用給水機の利用を促し、ワンウェイプラスチック削減とマイボトルの普及を推進します。

住民の健康増進

マイボトル利用による水分補給は、地域住民の熱中症対策や健康増進にもつながります。

sdgs

自治体との協定締結実績一覧

※2024年10月現在

ウォータースタンドへの
お問い合わせ

弊社の取り組み、出前授業やご取材等については下記フォームよりお問合せください。
(メディア関係者の皆様からの取材等のご依頼も下記フォームよりお願いいたします。)

必須姓名

任意姓名(フリガナ)

※当社の個人情報の取扱規程について同意される方のみ送信できます。

関連記事