長崎県佐世保市において「プラスチックごみ削減の推進に関する協定」を締結
ウォータースタンド株式会社(以下当社)は、佐世保市、佐世保市教育委員会及び佐世保市水道局と「プラスチックごみ削減の推進に関する協定(以下本協定)」を締結しました。
概要
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- 締結日
- 2024年5月28日(火)
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- 目的
- プラスチックごみ削減に向けた、市民・事業者連携による取り組み
内容
本協定は、佐世保市、佐世保市教育委員会及び佐世保市水道局と当社とが連携協力の下、プラスチックごみ削減を目指して締結するものです。
ペットボトル等の使い捨てプラスチック製品の使用を抑制するとともに、市民・事業者との連携による取り組みを広げていくことを目的としています。
さまざまな主体と共に、地球温暖化や海洋プラスチックごみ問題などの社会課題解決に向けて連携し、取り組みを拡大していきます。
本協定の下、当社では以下の取り組みを行っています。
- マイボトル用給水機を設置
- 使い捨てプラスチック製品の使用抑制
- プラスチックごみの削減推進を啓発
- ライフスタイルの変革を呼び掛け
- 温室効果ガスの削減や環境汚染の防止
佐世保市の環境政策について
佐世保市は、「佐世保市環境基本計画(2018~2027年度)【2023年中間見直し】」のもと、豊かな自然と暮らしが未来にわたって続くまち」を望ましい環境像に掲げ、環境への負荷軽減や地球温暖化の原因とされる温室効果ガスの削減に向けた取組を実施しています。
また、2022年2月に地球温暖化の原因である温室効果ガスの排出量を2050年までに実質ゼロにすることを目指す「佐世保市ゼロカーボンシティ宣言」を行い、将来にわたって良好な地域環境を守っていくことを表明されています。
当社は、佐世保市の宣言・計画に賛同し、使い捨てプラスチックの削減を通じて目標達成に貢献します。
佐世保市と共に、地球環境問題が共に取り組むべき課題という共通認識の下、使い捨てプラスチックボトルの削減を通じて、意識浸透と行動変容との両面で持続可能な社会の実現に向け協働します。
当社は今後も佐世保市と連携し、これまでの知見を活用し、未来の世代を含めて地域と一体で社会課題解決に取り組んでいきます。
ウォータースタンド株式会社が自治体と行う取り組み
ウォータースタンド株式会社は、使い捨てプラスチックボトル30億本の削減をミッションに掲げ、自治体と連携したさまざまな取り組みを実施しています。
公共施設への給水スポット設置
誰もが無料で給水できる「ウォータースタンド」の設置を拡大しています。
啓発活動
自治体と連携し、プラスチックごみ問題の深刻さやマイボトル利用のメリットについて、地域住民に知ってもらうための活動を行います。
マイボトル利用推進
マイボトル用給水機の利用を促し、ワンウェイプラスチック削減とマイボトルの普及を推進します。
住民の健康増進
マイボトル利用による水分補給は、地域住民の熱中症対策や健康増進にもつながります。
自治体との協定締結実績一覧
北海道・東北
関東
中部
近畿
中国・四国
九州・沖縄
※2024年10月現在
ウォータースタンドへの
お問い合わせ
弊社の取り組み、出前授業やご取材等については下記フォームよりお問合せください。
(メディア関係者の皆様からの取材等のご依頼も下記フォームよりお願いいたします。)
佐世保市長 宮島 大典様
このたび、佐世保市と市教育委員会と市水道局は、ウォータースタンド株式会社とプラスチックごみ削減の推進に関する協定を締結する運びとなりました。
ウォータースタンド株式会社は、企業理念として、プラスチック資源循環や気候変動といった社会課題解決に貢献することなど、環境問題への取り組みに強い関心を持たれている企業で、企業のビジョンとして、マイボトルを携帯する新しい文化を創り、環境問題に取り組むことを表明されています。
本市では、ゼロカーボンシティ実現に向けたプラスチックごみの問題や、昨今の異常気象などによる小中学校の児童・生徒に対する熱中症対策など、一自治体としての取り組みに難しさを感じていました。
そのような中、同社の取り組みを知ることになり、直接問い合わせを行うとともに、本市の環境に対する取り組みを説明したところ、共感ならびにご賛同いただき、今回の連携協定を締結する運びとなりました。
同社は、全国の自治体と88の協定を結んでいますが、うち九州では、福岡、佐賀、鹿児島県の5自治体のみで、長崎県内では佐世保市が初めての協定締結となります。
本協定では、本市が抱える環境問題や熱中症対策への取り組みとして、マイボトルで給水できる「給水スポット」を市内の離島を除く小中学校に66台、市役所や地区コミュニティーセンターなど市の公共施設に50台、あわせて116台を設置する予定です。
この水道水を使用する「給水スポット」は、ミネラルウォーターなどに比べ、環境に及ぼす影響が小さいとされています。
市水道局では、「給水スポット」を利用する取り組みのことを「水の地産地消」と表現しており、市民の皆さんに、地元の安全でおいしい水を飲んでいただくことが、「環境保全活動」にもつながるものだと考えております。
「給水スポット」の設置は、小中学校では熱中症対策として6月中に前倒しで設置を行ない、令和6年10月ごろまでには終える予定です。
本市では、「給水スポット」の設置を良い機会と捉え、市内全域で「マイボトル運動」を推進してまいります。
マイボトルを持つことが当たり前という意識の醸成や、小中学生を対象とする環境保全に関する出前講座を実施するなど、環境問題へ積極的に取り組む先進都市として、今後、佐世保市を全国にPRしていきたいと考えております。
身近な取り組み「マイボトル運動」を、市民の皆さんと一緒に進めてまいります。